Chapter 1587: リフォーマット | Jet Stream

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庭の片隅で、
チンチロリ~ン♪
って、893がどんぶり持って遊んでるわね。

久々の日曜の投稿。

昨日の話題。

新居へ行って、リフォームの進捗状態を確認してきた。正式な引渡し前の最終確認という位置づけ。

 

自分の新居は実は中古物件で、リフォームを年明けからずっとしてきた。

理由はありがちなやつなんだが、金銭面と生活面での都合から。

物件の内覧は結構してきてはいるものの、新築でも既製の建物ってどうも壁がヤワな感じがして。かといって注文住宅なんてモノを買うカネなどないということで、築20年弱でもまあまあ良さそうな物件を偶然見つけたところから購入に踏み切ったってわけです。

 

築20年強だと対象にはならないんだが、この年数なら住宅ローン減税の対象にもギリギリなるし、そういう意味でもタイミングは好都合だった。

 

まあでも20年モノだとそれなりにガタがきてるモノで。

特に注意しなければならないのは外装。つまり屋根とか塗装とか。コレって本来10年周期でやらないと家の寿命をガンガン縮めてしまうモノなんですって。

リフォームというと内装を真っ先にイメージしてしまうモノだが、家全体がやられるリスクへの対処という意味では外装の方がむしろ大事、ってのは知らなかった。考えてみれば当たり前の話なんですけどね。

実際風呂場の上の梁がカビで傷んでいたり、屋根が(リフォーム屋のセールスの都合上盛って表現した部分はあるんだろうけど)ガタガタで屋根としての役割を果たしているか微妙な状況だとかいうのもあったし。

「2000年よりも後に建築された」というとどうも無条件に新しいやつってイメージを、少なくとも自分は抱くことが結構ありがちなんだが、そんなことなど全然ないんですよね、本当のところ。

何たって、来月から2000年以降に生まれた人たちが順調に大学を卒業した場合は次々と社会に突入してくるというんですから。自分がどんどんオッサンになっていくのを感じざるを得ないのと同じように、そりゃその当時に建てられた建物だってそれなりの傷み方をするって事実についても、考慮に入れないといかんのは当然のこと。

 

この家に前に棲んでた方の家に対して施した工夫要素は活かせるところは活かしつつ…としたかったものの、どうもその御仁は先述の外装もさることながら、内装もあまり気にするタイプの方でもなかったようで、基本はゼロベースでの対応。リフォームというよりはリフォーマットってところ。

購入が完了してから住み始めるまで5ヶ月で、この短い期間でリフォーム会社の比較に始まり、内外装の仕上げまでを完全に終わらせないといけないというハードなスケジュール。で、引っ越しのときジャストで完了させるという算段できた。このため今の時期に最終確認というのが来ることになっていた。

 

特に内装は奥さんの意見との一致は最初からあきらめてかかっており、お互いいくつか選択肢を提示して臨むことにしたところコレは結構奏功した面があったような気がする。特に壁紙は冒険系と保守系のいずれも出しておいたのが良かった。

奥さんは後者の志向が強かったんだが、自分は最初の引っ越しのとき部屋を好き勝手にアレンジする機会があった影響からか前者の志向が結構あるので、そりゃ本命のみを出すのではいつまでも一致などしませんよね。

 

そんなこんなで、その内装を中心にした確認が昨日あったんだが、意外に再確認が必要なところも散見された。窓やふすまの建付けとか、灯りの回線とか。コレってリフォーム完了扱いされた後だと余計な手間と時間とカネが飛んでいくわけなので、リフォーム会社がいるうちに決着つけねばならないんですよね。

新しい家だぁとか何とか浮足立てず、また疲れてるからといってぼんやりともせず、ひとつひとつの設備に対して批判的な感覚を研ぎ澄ませるのはなかなか大変。

次はここへの引っ越しのときとなるのでこの感覚が更に鈍りそうな予感もするが、最終の最終の確認も気を付けてやらねば。