去年の5月くらいに読んだ本なんですけど、ご紹介したいと思います照れ


【その手をにぎりたい】


(2枚目は帯です)




物語は、バブル初期~バブル崩壊直前までの、主に銀座を舞台にしたお話。
特にアラフォー女性にオススメしたいです。

平野ノラちゃんと同じ年の私としては、
バブル崩壊直後に東京で青春時代を迎え、こういう人は「バブルへの憧れ」が異常に強いと思います。
(中学生の頃、マセた同級生が教室にジュリ扇持ってきましたwおったまげー)




作者は私より年下なのに驚き!
バブル期の描写が非常にリアル(たぶん)で、目に浮かびます。
そんな時代の「銀座のお寿司屋さん」が物語の舞台です。




昔から「寿司屋とバーは似ている」って言われていましたが、これを読んで確信、というか納得しました。

というのも、私自身は「銀座のバー」 には行った事があっても 「銀座の寿司屋」には1、2回しか行った事が無かったので…





では、何が似ているのか。
まず、メニューという物が無い所。

それゆえに、大将(またはバーテンダー) とのやり取りが必然かつ大事になってくる。
それには、彼らとの信頼関係がモノを言うのだが、それは「どれだけその店に通ったか」という事になる。
つまり、初回から常連になるまでの過程。




あとは、どちらもカウンター商売であるという事。
お客と店員の距離が絶妙だという事。
とても心地よく、親しくなれるのはカウンターを挟んでいるから。「お客と店員」はカウンターを越した途端に関係が崩れてしまうであろう。




そして、大将(もしくはバーテンダー)の気の使い方。
彼らの接客は感動モノです。キメ細やかで隅々まで気を使っている。でも、彼らの気の使い方を気付けるようになるには結構時間かかるんですけどね…


あ!あと職人技が味わえる所も!!








この物語は、不動産会社で働くOLが
銀座の寿司屋にハマっていく過程と、ちょっとした色恋が描かれています。

恋愛小説としては、あんまり面白くないけど
バブルの時代にこういう景色があったんだ、と言う事と、寿司屋さんの楽しみ方なんかが分かります。





余談ですが、
未だに私は、18時頃の銀座を歩くと何となくワクワクします。
(特にどこかへ行く訳では無いのですが…)
これから出勤であろう「お姉さん」がいたりして、「あぁこれから銀座の夜がはじまる!」という感じに気持ちが浮いてしまいます。


この本は、そんな銀座に憧れがある人にオススメです!
是非読んでみてねニコニコ















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シャンパンお仕事シャンパン
カクテルレシピ監修、コラム執筆、カクテルレッスン講師、出張バーテンダーをしています!