スピリチュアリティの世界では、この世界は幻想である、という考え方はそれほど珍しくありません。

物理学の研究者の中にも、3次元世界はホログラムだ、と考える人がいます。

実際、固体のように見えているものを拡大すると、中身はスカスカで、物体を構成している原子の99.9%以上が空間で…

それならば、実態はどこにあるのか。

私の感覚では、ふと、ハートから微笑みがわき起こる瞬間。

思考が「美しい」と考えたのでも、「感動した〜!」みたいな感情でもなく、自我の介入の程度はごく僅かな状態で、はっとする、その瞬間。

私は、生の世界と、ダイレクトにつながっています。

その「瞬間」が連なることを(時間軸方向にではなく、空間軸方向に)、マインドフルだとか、ダイレクトパスだとか、無とか空とか、今こことか、そんな言葉で表現しているのだと思います。

通勤の途中で空を見上げた時

散歩の途中で目に入った雑草

雲や花が「それ」なのではなくて、雲や花と一瞬つながること、それが「それ」です。