イーロン・マスクさんが、「20年以内に火星に移住できるようにしたい」という話をしていますけれど、それについて色々思うことがあります。
「宇宙」というところに物質性があるのかどうか、そもそもそこに疑問を感じます。
地球の「ここ」ですら本当のリアリティはないんだもの。
もしそうなら、宇宙なんていうよくわからない場所に、リアリティがあると思うことじたい、豆腐に釘を打ち付けるようなもの。
そんな、アヤシイ宇宙に、肉体の人間が行くことが本当に実現するのか。
肉体というホログラムを超越できないでいる人間に、宇宙に到達することができるのか。
とはいえ、地球文明が(表面上)行き詰まって今だからこそ、夢のあるこういう話題は貴重だなと思って取り上げました。
もちろん、このすべてがあり、同時にないわけなのですけれど、この話をきっかけに
・私たちは誰か
・肉体って何なのか
・物質は本当にあるのか
・宇宙の実態は
など考えることができます。
こんなスケールの大きな話題を人類に対して提供できるというだけでも、マスクさんてたいした人物だ。
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