完全アウトでも無節操にチャリティ番組を強行する浅ましさ | 白鳥と猫とわたし

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 夏の風物詩のように、まるで盛大な祭りのごとく長きにわたり放送されてきたチャリティ番組ですが、時代の変化もあり、内容や構成に問題点を指摘されるなど、その役目は終わったとの声が多くありました。さらに、系列局の幹部が長年、着服を重ね、番組への寄付金も含まれていたことが発覚し、もはや続行は不可能といえる事態になっていました。

 

 ところが、世間からの非難は想定したうえで、人気女性アナウンサーに複数回にわたり謝罪させる低姿勢で、番組名をわずかに変えて自虐も厭わず、今年も番組を強行する方針に、多方面から批判の声が上がっています。寄付金の横領は完全にアウトですが、それだけでなく、番組内容へのさまざまな問題にあえて向きあっていない印象です。

 

 当局の番組に出演しているコメンテータも、偏ったままで時代に即した多様なテーマが取り入れられていないと指摘しています。以前より、感動の押し売りと非難され、出演しているメンバーだけが騒いで盛り上げ、偽善的な雰囲気が強くありました。

 

 出演者のキャスティングに、芸能界の勢力バランスがはたらいていましたが、大手事務所の世界的な性加害問題がおおやけになり、みなおすべきであり、終了するのが妥当と言えるでしょう。厳しい非難を受けるとも続行しようとする愚行は、大いに問われて当然です。公的な存在として、根本的な役割に徹するのが相当ではないでしょうか。

 

 世間から大きな批判を受けても終了する決断をしないのは、特別な意図やよこしまな理由があるのかと考えてしまいます。内情に詳しい人物は、一度、番組を終えると再開が困難で、簡単に別のコンテンツがみつかるものでないとはいえ、社内全体で問題意識が低すぎると指摘しています。おおやけの立場で活動する資格に欠けると言わざるを得ません。

 

 

 

 

 

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