だれもが自分として生まれ、オリジナルライフの道を歩んでいきます。自分が主役として、一生をやり遂げる運命を背負っているとも言えます。
物心がつき、自我が芽生え、成長過程で同世代の人と自分を比較したり、周囲や自分の環境を見わたしたりして、さまざまな思いを抱きます。優越感とか劣等感を持ったり、自意識過剰になったり、自己嫌悪に陥ったりすることがあるかもしれません。
他人を意識しすぎ、比較して優劣をつけるとか、競争に勝つことが目的となっては、自らは消耗し、狭量となり、世界を狭め、人間的な成長を阻むことになります。いろいろな経験を踏まえ、本当に大切なこと、自分にとって価値のあることを見極め、より広い世界でとらえていくことが肝要です。
自分を卑下することも低評価することもなく、おおらかに自分を受けとめ、前向きに自分の道を開拓していくことが最善です。それは、自分に集中し、周囲とも柔軟に調和し、セルフプロデュースをしていく意識を高めることです。
将来を見すえ、自分の選択があり、思いどおりにならない現実があるかもしれません。しかしながら、試行錯誤したり、回り道をしたりして、多くの経験をし、自身がたしかな道を進んでいくことが重要です。そこから多くのことを吸収し、望ましい人生を自分で築くことができます。
現役時代よりシニアライフにいたっては、よりセルフプロデュースしていく意識が有用です。意識を持つことで、客観的に全体をとらえ、冷静に、前向きに人生に向きあうことができるでしょう。そして、自分らしいオリジナルライフをまっとうするのです。
自由な意識に目覚めて、クオリティ・オブ・ライフを高めましょう♪
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