わが家のジュリオという名の愛猫が、死出の旅立ちをしました。長くともにあり、心友として支えてくれ、見送れたことは、静寂とよろこびがまじりあうかもしれません。悲しくはないけれど、センシティブな心が揺れ、姿が思い出され、涙をにじませます。
少しの間、食べられず、やせ細り、痛々しくありましたが、必死にまっとうする姿に胸を打たれるものでした。やがて、劇的に元気になって、食べたがり、安心させてくれました。
けれども、ある朝、姿が見当たらず、探し回ると、荷物の奥の方で、安らかに亡くなっていました。しばらくの間、毎夜、弱弱しい体を寄せて眠り、親愛を分ちあって、旅立ったのかもしれません。
前に飛び上がれていた台には上がる力はなくなっても、最期まで、動いて、食べて、矜持を表していたかのようです。いつも生き方をおしえられます。
死出の旅立ちにも、自分もそうでありたいと、おしえられ、敬愛するばかりです。
昨今は、ペット愛が強い人が多く、死に際して、自分も一緒に逝きたいと狼狽することがあるほどです。治療を施し、懸命に看病する人がいます。けれども、それは人間のエゴであるとも言われます。
動物におしえられ、人間も寿命ある限り、矜持をもって生きぬきたいと思うものではないでしょうか。
ジュリオは動物天使となり、いつもそばにいて、一緒にいられる。
いつか、みんな死んで、みんないっしょに、つながっていく・・・☆
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