歌舞伎町の3000円の花束はでかい。2 | すいかの歌舞伎町フル盛り日記

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ホストに通っているうちに、ついついどうでもいいことを調査・研究してしまうすいかです。



これは数年前に歌舞伎町でおきたことを書き残したわたしの日記です。

お恥ずかしながら全て実話ですが、もう時効よね?ww

※歌舞伎町の3000円の花束はでかい。1の続き


家に帰って帯を解き、ベッドに横になる。
グレーちゃんは今頃、ラストの柏餅くんと最後の同伴。
ベリーちゃんはそろそろアフターか。
4時半に目覚まししておく。
やっと寝入ったと思ったら3時頃にハンバーグくんからまた電話があり、起こされる。
でも二度寝。
次の電話で起きたのは、5時過ぎだった。
「すいか、また寝てたやろ~」
わたしはシャワーして目を覚まし、5時半過ぎには『C』に着いた。

が、締日の『C』は並びが出ていた。
わたしはエントランスのソファに案内されるが、どうも辛い。
もともと行列などに並ぶのはすごく嫌いだ。
並んでまでホストクラブに入る人の気が知れない。
朝のこんな時間にわざわざ起きて来たからには、帰るのも微妙。
ハンバーグくんが出てきて、
「グレーちゃんと同じ席でええやんなぁ。グレーちゃんのところやったら空いてるわ」
と言うのでそれほど待つことはないのかなぁ。と思っていたら、そうでもなかった。
わたしは『C』でほとんど待たされたことがない。
先に待っている人が居ても優先的に中に入れてもらえる。
常連ということもあるし、一人客のためのスペースなんて、何とでもつくれるのだと思う。

でも、今日はそうはいかなかった。
先に待っていた人も常連だったのかも知れない。
「グレーちゃんもう、チェック終わってんやて」
ハンバーグくんが来て言う。
グレーちゃんがすごく酔っ払っているというのは電話で聞いていた。
同伴で早い時間から来ている彼女は、そろそろ帰りたくなる時間なのだろう。
「あのね。みんなにお花、用意してるから、グレーちゃんと一緒に渡したいの」
今日は、そのためだけに来たと言ってもいいくらいなのだ。
それでもわたしは席に通されず、本当にいやになってしまった。

わたしは表に出て、何となく歩きだした。
席ができたら呼んでくれるだろうと思っていたし、『H』に行こうかなとも思い始めていた。
明日から休みの『C』だけが締日なのだ。
通りすがりのキャッチくんに着いて行ってもいいかもと投げやりな気分で、『H』の辺りから『A』の辺りを歩いた。
既に明るくなっていたが、歌舞伎町はキャッチホストばかりでまっすぐ歩けないほどだった。
それなのにわたしは、今日に限って誰からも声をかけられなかった。
よっぽど怖い顔をして歩いていたのだろう。

本気で帰ろうと思ったとき、ハンバーグくんから電話がかかってきた。
「すいか、どこ行ったん?」
「うーん。並んで待ってるの、耐えられなくて。帰ろうかなと思って」
「どっか行くなら、一声かけて行けよ。わけわからんわ。みんなですいかのこと探しててんで」
わたしは
「このわたしを待たせるなんて!」
みたいな意味で、待つのが耐えられなかったと思われたようだ。
ホストクラブに並ぶという行為が辛かったのだ。
でも説明がめんどうなので、やめておいた。
「とりあえず、店入らんくてもいいから、おみやげだけ取りに来て。要冷蔵やから」

結局わたしがフラフラしている間にグレーちゃんは帰ってしまい、一人で席に通される。
このとき、6組ものお客さんがエントランスで待っていた。
みんな普通に待つんだなぁと思った。
偉いなぁ。

6時半だった。
こんな時間なのに、パイナップルタルトが営業電話をして、
「えー!じゃあ、来なよ来なよ♪」
と言っているので、締日にまくってるなぁと思った。
ポッキーがいて、今月4日目の出勤だと言う。
ポッキーのお客さんがいないことを確認して隣に座らせ、話し込む。
今月は指名本数2本で小計が3万いくらだったそうだ。
「ポッキー、辞めないよね?」
ポッキーは今、やる気がない。
昼間は家の仕事を手伝っているそうで、毎日は出勤できない。
営業もあまりしていないようだ。
「わたし、ポッキーいなくなったら本当に困るから」
ポッキーに好き好き光線を送って遊ぶ。


つづく