少し前に見に行ったライブで

幸せになると曲が書けない

というようなことをMCで言っていた方がいて

とてもよくわかるなと思った

幸せから産まれる作品ももちろんあるだろうけど

満たされきらない切なさとか儚さとか

そういういわゆる負の感情を昇華したものの方が

多くを占めるんじゃないかと思ったりする

実際

人生満たされないくらいがちょうどいい

満たされてしまうと

それを失う不安感だったり

次に何をしたらいいのかわからなくなるような虚無感だったり

もっと多くを求めてしまう欲だったり

そういうものに襲われたりもする



学生時代に花屋でバイトをしていた時に

根腐れ

という言葉を知った

花も水をやりすぎると根が腐るというのだ

もちろん種類にもよるだろうけど

良いと思われることも過度にすると害になる良い例だと思った



歌う人も

描く人も

書く人も

心のどこかを病んでいることは多い

病んでいればそういうものが産み出せるわけではない

けど

彼らは心の闇を 病みを

昇華する手段を持っているということ

その手段が芸術である必要はないけど

私もそろそろ

自分の闇は自分で昇華したり消化したり

できるようになりたい

その手段を確立できるように

がんばりたいと思った

もう大切な人を傷つけることがないように。