相続(争族)を絆に変える!不動産評価、分割の極意 株式会社フローク・アドバイザリー -4ページ目

相続(争族)を絆に変える!不動産評価、分割の極意 株式会社フローク・アドバイザリー

相続税を下げる、取り戻す、揉めずに有利に分割するための不動産評価の極意とは?
争いになりがちな「相続」を「絆」に変えるための極意を経験豊富な不動産評価のプロの視点で解説します。
株式会社フローク・アドバイザリーによる不動産所有者のための情報提供サイト

一旦仕切りなおしとなっていた相続税の増税問題ですが、大詰めを迎えています。

民主党政権時代の基礎控除5000万を3000万に、相続人1人当たり1000万円を600万円に減額し、最高税率を50%から55%に引き上げるという案が一つの目安となると思いますが、どのように決着するか注目されます。

日経新聞の記事にも掲載されていましたが、現在100人に4人程度が相続に際して相続税の納税対象となっています。

この比率の引き上げが目的なのでしょうけど、地価水準がダントツで高い東京では現在でも100人に10人が納税対象です。

まさに東京人狙い撃ちとの批判も当たっているかと。

不動産という資産持ちであってもキャッシュリッチなお金持ちとは限りません。

相続税が支払えなくて大変な思いをするというのは避けたいところです。

政策を批判するだけでは何も改善しないので、政策に直接関与できない我々はそこは割り切って

「対策を打つ!」

これに尽きますね。

なかなか所得が伸びず、大家さんの家賃収入も伸びない時代。

税金だけ増えたというのでは馬鹿馬鹿しいです。

ちょっとした対策でも大きな効果があがる場合もあるのが、相続不動産対策ですから。

業界初(日本初)の具体的な立退き料の算定方法について詳細に書いた


賃貸不動産の[立退料]算定実務資料集 発刊!


です(著者:株式会社フローク・アドバイザリー 代表取締役/不動産鑑定士 成田 隆一)。


相続で悩まれている方の多くが、賃貸用不動産を所有しています。


我々も相続のご相談の際に、立退きについても聞かれることがあります。


ボタンを掛け違えてしまうと非常に苦労してしまうこともある立退き。


その中で肝心な

「立退料っていくらなの?」

の部分にフォーカスした初めての書籍です。



相続(争族)を絆に変える!不動産評価、分割の極意 株式会社フローク・アドバイザリー


これまでネットで探しても、本で見ても肝心な部分が載っていなかった待望の本です。

今悩んでいる、また、将来の立退きのため是非ご参考に。


今回のタイトル「価値を知らないのが相続の元凶」

ここのところ実感しています。

人は誰しも損はしたくないもの。

得はしないまでも損するのは嫌!というのは心理学的にも立証されている人の感情です。

例えば相続財産が2億円あって、それを相続人2人で分ける場合を想像してみてください。

半分ずつとして1人1億円。

完全に平等ですよね?


そう、完全に平等です。もしこれがすべて現金であれば


でもAさんは現金1億円。

もうBさんは相続税評価額で1億円の不動産。

この場合はどうでしょうか?

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現金をもらったAさんはどう思うでしょう?

みなさん想像してみてください。


私は経験上、Aさんがこう思うのではないかと恐れます(みなさんもきっとそうではないかと思いますが。)。

「私は損しているのではないか?」と。

多くの場合はそれは言葉としては発せられないでしょう。

兄弟や姉妹間でそんなことを誰も言いたくありません。

でも、「この辺は相続税路線価より実勢価格の方がずっと高いのではないか?」

という気持ちが晴れることはないかもしれません。

一方、不動産をもらったBさんはどうでしょう?

この場合も同様ではないでしょうか?

「建物がだいぶ古くなってきているから、本当は1億円の価値はないのではないか?」と。

どちらかがこの思いを口にしたときに関係の悪化は決定的なものになってしまうかもしれません。

これが第三者にきちんと見てもらって、その同額だと確認できればどうでしょう?

晴れ晴れした気持ちになることは容易に想像できますよね?


今回は相続が発生した後の話ですが、生前に分ける時だって同じ話です。

遺言を書く際も同じです。

だいたい価値が分からないものを持っているというのも気持ち悪い話です。

みなさん自分が持っているものの価値を知りたくて「何でも鑑定団」みたいな番組が人気があるわけです。

相続した大事な資産であればなおのこと。

その後の活用や売却の際にも事前に価値を知っておくことは非常に重要ですしね。

相続の元凶をそのままにしておきますか?