昨日、これまで通っていた大学病院から、総合病院の乳腺センターに転院しました。
大学病院は自宅から近く、検査や治療内容もしっかりしていたし、医師や看護師その他のスタッフも優しく安心して通える病院でした
転院した病院は、4月に主治医が医大から異動して乳腺センターを立ち上げたということ以外、家から少し遠くなる上に乳がんの治療では名前を聞いたこともない病院です(乳腺外科は以前からあったようです)
医大で私の治療を引き継いでくれたA先生も、とても信頼できる先生で、治療方針も主治医からの申し送りがきちんとされていました
それでも転院を決めた理由…
それは、主治医とはこれまでにいろんな場面で同じ時間を共有してきた安心感があったからです
治療を引き継いでくれたA先生は、もちろんこれまでの経過を理解してくれています。
でも、何か違うな…て感じがずっとありました。
その違和感の理由がはっきり分かったのが、術後の病理結果の説明を聞いた時でした。
術前ステージ2a → 術後ステージ3a
A先生は、ステージが進んでいたことに配慮しながら話をしてくれましたが、主治医だったらどんなふうに話してくれたかなと考えると…
「あの時、こうだったけど〇〇だったね」
「〇〇心配してたよね。心配してたより進んじゃってたね…」
「前にも話したけど、これからの治療は〇〇になります」
主治医とは、これまでたくさんの場面を共有し、困ったり、泣いたり、大笑いしたり…いろんな時間を過ごしてきました。
結果説明ひとつとっても、そこにたどり着くまでに、私や家族がどんな思いでいたか、どんな反応だったかを知ってくれてることで、随分違うんだろうなと感じました
うまく説明できませんが
私にとっては、その空気感というか一緒に戦ってる感というか…なんかそんな感じが、これからつらい治療を乗り越えて行くときに、すごく助けになるような気がして、転院を決めました
実際、昨日転院先で主治医の診察を受けた時の先生の反応は、私が想像した通りでした
心からホッとできる安心感があって、
話の内容はシビアだけど
診察室にいるみんなが大笑いして
よし
がんばっていこうて前向きになれて
これから先も、選択しなきゃいけない場面がたくさん出てくると思います。
だれに任せるのか
どんな治療をするのか
あらためて、その時々で、よく考えて決めていかなきゃいけないなと思った出来事でした
(長文失礼しました)
今日から連休ですね
みなさん、素敵な毎日をお過ごし下さい