鳥取県中央部を中心とした地震から、まだ間が無いところへ、今朝の福島県沖地震の津波警報。
毎月日本のどこかで、自然の猛威による災害に怯える人たちを見る思いです。
これまで自然災害に被災された方々へ、改めてお見舞いを申し上げます。
そして一日も早い復興をお祈りいたします。
(撮影者・坪倉菜水さん)
コンパクトシティー構想から分かる現代の日本社会
超高齢社会が進む日本で、数年前から聞かれる言葉に「コンパクトシティー」があります。
きっとあなたもご存知のことだと思います。
超高齢社会と人口減少
長く続いたデフレ経済と地方財政の悪化
将来私たち住民が目指す街づくりを、国が描き表現したものがコンパクトシティーです。
でも実際の計画と実行には、その土地で暮らす住民も責任を持ち参加することが重要です。
3.11から続く自然災害の脅威
東日本大震災から丸5年経ち、このたびは阪神淡路大震災と同じ規模の大震災となった熊本地震が発生しました。
改めて将来必要とする町づくりが、待った無しで問われています。
今では「スマート+コンパクトシティー」という言葉も生まれています。
原発問題もあり、エネルギーをコンパクトな街単位で創り、その街で消費するという街づくりを言います。
さらに家族がバラバラになり町が消滅したことの衝撃は、構想を進化させました。
「小さな拠点づくり」というものが加わっているのが、現在の街づくりですね。
スマート・ウエルネスシティー健康寿命を延ばすコンパクトでスマートな街づくり
膨らむ医療費を抑えるための街づくりを!
を目指そうという意味です。
筑波大学大学院人間総合科学研究科の久野譜也教授によると、自動車依存度と糖尿病の発症数は比例するそうです。
あなたは歩いていますか?
歩きたくなる仕掛け
朝方や夜、ジョギングやウォーキングをする人をよく見かけます。
でも高齢者に予防のため運動をしましょう!と言っても、義務っぽく言うだけでは継続しないでしょね。 歩いて暮らしが楽しめる街
働け!
休め!
食べろ!
歩け!
軍隊ではなのですから、私はお断りです。
そこは生活の中で自然と運動してしまう街づくり、が基本です。
自然と歩きたくなる街づくり。
そのためには何をどのように街づくりに入れるのか。
災害時でも助け合うことができる共生する町づくりを
町へ出かけるスタート地点のあなたの我が家は、外とのつながりが利用しやすくなっていますか?
あなたの我が家は、いつまでも自立した生活ができるように健康寿命を考えた家つくりになっていますか?
約5年の間に2度も大きな震災に見舞われた日本。
その間、集中豪雨などによる水害も多くありました。
改めて思うのは、私たちが住む日本は自然災害の多い国であることです。
家づくりも町づくりも、自然災害に強いもの、ハードをつくるのが基本であるべきでしょう。
そして、人と人が助け合う仕組みのある町、共生する町づくりというソフト面の整備が急がれます。
また全国で問題となっている空き家が、災害を大きくする原因にもなりかねません。
これから多くの空き家が生まれないためにも、事前の対策や解体などが大切になります。
シニアになったらマイホームの健康診断をしましょう。
町の一番小さな単位は、あなたの大切な家族と友人たちとの交流場所、我が家です。
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高齢者生活支援サービスと住まいを創る
‟いつまでもあなたが好きな町で暮らし続けるために”
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