コンセプトマンション-3 音楽家の家探しは大変? | 稼ぐ不動産にする!不動産鑑定士社長の極意

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こんにちは。

株式会社フローク・アドバイザリー成田です。


【音楽家のためのマンション】

なぜか大学時代から周りに音大の人や出身者、バンド好きなどが多いです。私は普通の大学ですが。


彼らはつまるところ音楽なしでは生活が充実しない方々なので、音楽演奏が自宅でできる!というのが大きなポイントになってきます。


防音マンションは音大の近くなどに多く、専門会社や商品をブランド化しているところもでてきています。

例)株式会社リブランのMUSISION


しかし、実情はなかなか大変。

まず、高い!2、3万位の増加は覚悟しなければなりません。ボロくても結構高いです。

また、ちゃんとした防音室だと圧迫感が出やすく、壁も厚いので同じ居室面積でも内壁面積は小さくなります。


さらに、特にグランドピアノの場合は問題です。

1つは荷加重。250キロ~500キロくらいあるので、一般賃貸だと凹んだりしかねません。

また、そのサイズも問題です。居住スペースを圧迫するだけでなく、ドアを通らない。。

ヤマハのグランドピアノC3あたりのサイズでも幅約150センチ、奥行約185センチもあります!

引越しコスト(クレーンでつるしたり。。。)もかかりますが、そもそも部屋の内部に入らないケースもあります。

防音マンションを建てるときはC3ぐらいは通るドアにするなど(エレベーターも)工夫とコストが必要となります。


とここまで書いてみると音楽家の引越しって大変。

特にグランドピアノ愛好家と結婚される方には経済力が求められるのでは?と余計な心配をしてしまいまうのは私だけでしょうか。