私が、イヤイヤ期に思うこと・・・
というか、前から思って心がけていることがあります。
イヤイヤ期のみならず
幼児ちゃんの、かんしゃく・駄々・「激しい主張」についても同じこと。
それは
幼児のイヤイヤ=生理のイライラ と心得よ
ってことです

生理前や生理中の、あのどうしようもないイライラ感を経験したことがある方は、これを理解できる点でお得かも。
私もその一人です。
普段は、なんてことないのです。
穏やかに過ごせるし、冷静に考えられるんです。
それが、ホルモンバランスの影響力たるや。
いつもならなにも感じない、ちょっとしたことで、イライラ。
あとから冷静に考えると、相手はぜんぜん悪くないのに、イライラ。
もう、とにかく、イライラ。
それはもう「自分でも、どうしようもない感情の爆発」なのです。
生理中のイライラを理解できない方(うらやましい・・)に分かりやすい例を一つあげますと
私が「生理のイライラの理不尽さ」を自分で感じた一番の出来事は
バルコニーで、一人洗濯物を干してるときのことでしたが、
日焼けをしたくないので、洗濯物のかげに隠れながら干していたのですが
ふとした瞬間に、風が吹いたのか自分でまくったのか
シーツがめくれて、私の顔に急に直射日光が差し込んできたんです。
その瞬間、わたし、猛烈な怒りを感じて
「太陽!!!
」


って、空をにらみましたからね。
わざとじゃないですよ、もう、心からのイラつきで即&自然ににらみましたからね。
さすがにその直後に、あまりの自分の怒りのしょうもなさに、ちょっと笑いましたよね。
相手は、天の太陽さまですからね
どちらかというと神様的存在ですからね
怒りを買って、照らしてくれなくなったら、私死んじゃいますからね
太陽にイラつくくらいになるんだから、ほんとどうしようもないわ、生理・・・
と思いました。
そんなふうに、明らかに相手に非がないことですら、爆発的に怒りがわくのを自分で止められないなんて・・・どうしょうもないわね、と。
つまり
とても理不尽な怒りであり、でも自分でも不可抗力な怒りなのです。
そしてさらに言うと、その感情の爆発は
その人の本質や性格のせいじゃない
のです。
ちょっと弁解しますが、私が生理のたびに毎回ここまでのいらつきがあるかというと、そこまでではないです
ただときどき、いらつくタイプのやつに当たることがあります(笑)

で、私は
幼児のイヤイヤとかかんしゃくは、この生理中のイライラと同じだと考えれば
お互い楽になるなと考えて、実践してます

つまり、小さい子の「イヤったらイヤ!!」は
気持ちとか性格の問題ではなく
未発達な脳(生理の場合はホルモン)のせいで、自分でもどうしようもないことなのです。
そう思うようになったのはたしか
幼児の脳は、がまんをすることができないくらい未発達ということを
NHKの子育てママの非常事態、みたいなタイトルの特集を見て、知ってから

イヤイヤ期は、しょうがないんですって。
脳が未発達だから、がまんができないんですって。
そりゃあ、コントロールできない本人だって
相当つらかろう・・・と思いました。
未発達の脳のせいであれ、ホルモンのせいであれ、自分でもどうしようもできない、感情の爆発というのは同じ。
本人だって、辛いし、感情をぶつけたからって気分は良くならないし、そうすることがよろしくないことだとなんとなく分かってはいるのです。
そう思うと、イヤイヤしてる子供を怒ろうとか、しつけをしないといけないんじゃないかとか、そういう気持ちがなくなってきます。
だって
自分が生理でイライラしてしまったときに
もしそのことを夫に
・正論で怒られたら?
(イライラするな!そんなふうに怒っても意味がない。感情的にならずに伝えて!迷惑をかけるな)
・あるいは、そういう人間(性格)として否定されたら?
(いつもそうやってキレるのよくないと思う。わがままをぶつければなんとかなると思ってるの?幸子のそういう感情的なところがキライ。)
すごーく悲しいから

自分でもこんな自分が嫌なのに、でも抑えられなくてこうなってしまっているのに、そこを否定されたらもう、どうしょうもない。
頭ではうっすらと、感情的になってるこっちが悪いと分かってるからこそ、よけい悲しい。
子供だったら、よけい激しくイヤイヤするか、泣いちゃうよね。
言われたとおりに泣きやんで、冷静に気持ちを説明するなんて、もってのほか。
イライラをぶつけといてあれだけど、もっと言えば、怒られなくても、否定されなくても、それだけじゃ気持ちはおさまらなくて
夫が、イライラしている私を分かって、まるごと認めて受け止めてくれるぐらいの態度じゃないとイヤ
ぐらいの気持ちです。
それが一般的・客観的にわがままとかどうとかは置いといて。
ホルモンが原因でイライラしているときに、夫が私を叱ることで私の態度を反省させようとするとしたら、もう全く無意味。
いや、無意味通り越して、かなり逆効果!
よけいこじれる

事態も、私の心も、夫への愛情もね!
好きな人には、イライラしてしまって抑えられない自分も分かってほしい。受け入れてほしいんだよ〜



(それにしても・・・とりあえず例に夫をあげたけど(コントロールがきかないとはいえイライラをぶつけやすいのは甘えやすい家族だと思うので。子供ならママかな
)、うちの夫は言わないセリフたちなので、例が浮かびづかった
実際は、私が八つ当たり気味に夫を責めた際、夫はだいたい謝るか流すかして下さってます
)



ということで
私は娘が感情を爆発させているときに思うのは
「感情をコントロールできなくなっちゃって、今、つらいよねぇ

」



ってこと。それだけ。
怒るとか、いかに間違ってるかを伝えるとか、態度を直そうとするとかの、生理中の自分にも全く意味がないことはしない・・・というか、する気にならない

激しくかんしゃくを起こしている娘のぐしゃぐしゃの泣き顔がかわいすぎて、思わずにやけそうになるのを必死にこらえています(笑)
余裕の心です。
私がすることといえば、娘のキィー!ってな ってる気持ちを代弁して、ひたすら共感すること

上手くやりたかったねぇ。できなくて悔しくなっちゃったねぇ。いやだったねぇ。
そしたら、だいたい「わー!」っと泣くので(分かってもらったと感じると一時的に涙出るよね)
ぎゅーってだっこして落ち着くのを待ちます
(たいていは、自分から抱きついてきます)
あとは、娘がかんしゃくしている原因をなくしてあげることがそんなに支障ないならば
もう、おおせのままに、やってあげるなり、動いてあげちゃいます。
ポイントは
「娘が感情を爆発させているのは、性格や努力不足のせいではなくて、脳が未発達なせい」
ってことを分かってあげること。
しつこいけれど、不可抗力。
娘が自分でどうにかできる問題ではないのだから
爆発しちゃってるときだけは、落ち着くのを助けてあげるために、全力を尽くしてあげていいのです。(親の気持ち的に、できる範囲でね)
靴下がうまく履けなくて発狂したなら(笑)、ひざに乗せて抱きしめながら優しくはかせてあげるし、どうしても今テレビが見たいなら、すこし付ける。
「しつけ」「説明」は、感情が爆発してなくて冷静に聞けるときにゆっくりと
です。

やることは結局、共感とか代弁とか、子育てについてよく言われていることですが
「自分が生理でイライラしてるとしたら」ってことを想像するだけで、一気に無理なくできるようになりました・・

で、そういう対応をすると
うちの娘の場合、どんなに激しくかんしゃくをおこしていても、2、3分もすれば落ち着いて、何事もなかったように遊び始めたりします。
イヤイヤやかんしゃくが起きるのはしょうがないこと。
けれど、私の実感として「被害(いろんな意味での)を最小限に抑えてる」感、あります(笑)
あと、再発は防げないけど、再発時の爆発規模も抑えられている手ごたえもあります。
ということで、この視点を持つか持たないかで、イヤイヤ期を過ごすに当たっての、お互いのストレスが全然違うのではないかと思うのです。
ま、とはいえ、爆発するのは子供の本質のせいではないと書いたけど、爆発のしかたは子供の個性によるとは思うのです・・・







うちの娘の場合、食べたい・ほしい系でかんしゃくを起こすまでいくときは、たいてい眠いせいだと分かっているのも、私の気持ちの余裕にかなり大きいし



眠くなければ、説明をしたり遊んで気をそらせば、かんしゃくまではいかないので・・・
なので、すべての人に当てはまらないし、私も、状況が変われば余裕なんてなくなるんだろうなぁとは思いながらも、私の方法を書かせて頂きました



前に書いた、イヤイヤ期関連のお話は
こちら→ イヤイヤ期に思うこと
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