突然のリストラと思いがけない転職先 その2
『もしもし、○○君ですか?』
突然の電話は、辞めた塗装屋さんに勤めていたパートのおばさんからでした。
在職中に会社の不満話で盛り上がったこともある元気なおばちゃんです。
『私の知り合いでいろんな会社と取引があって、顔の広い人がいるの。仕事を紹介してくれるかもしれないから一度会ってみたらどうかと思って』
まともに職安で仕事探しをしても条件の合致する会社はまず見つかりません。
転職経験の豊富な^^;私はこのことを十分理解しています。
『会います!お願いします!』
私に迷いはありませんでした。
そして、約束した当日
待ち合わせしたファミレスには紳士的なおじさんが現れました。
履歴書を見てもらい、私の条件を一通り伝えました。
『わかりました。条件に合いそうな会社に当たってみます。』
なんて親切な方でしょう。何か裏でもあるんじゃないかと疑ってしまいたくなるほど・・・。
待つこと数日・・・
「条件に合いそうな会社があったのでお話したい」とのこと。
そこで紹介された会社名に私は思わず『エッ!』と声を上げてしまいました・・・。
突然のリストラと思いがけない転職先 その1
『今月一杯で辞めてもらっていいから・・・』
それは私にとってあまりにも突然の出来事でした。
事務員として勤務していた小さな塗装屋の社長からの
あまりにも突然の言葉でした。
社長に対する不満は以前から私を含め社員のほとんどが抱いていました。
毎日、工場内には堪忍袋の緒が切れそうな音があちこちから「プチ プチ」と聞こえていました。
そして一番最初に切れたのが以外にも私の緒でした・・・
切れたといっても自分としては冷静に自分の考え・意見を主張しただけのつもりです。
でも社長には通じませんでした。
「自分の考えに従えない者はいらない」が彼の経営理念のようです。
『さて、どうしようか』
残務処理を終え後任に引継ぎをして菓子を置いて会社を後にしました。
(立鳥跡を濁さず・・・のつもりです。半分意地です。)
妻と小さい息子二人を抱えています。
できるだけ早く次の仕事を見つけなければいけません。
「でも、焦ってまた変なところに就職したくないな」
色々な考えが頭をよぎります。
『とりあえず職安に行ってみるか』
しかし私の再就職への道は誰も想像しない方向へ進んでいきます・・・。