有権者と言っても様々な種類の有権者がいる。
田舎のおじいちゃんやおばあちゃん、
寡黙に働く職人さん、
恙無く暮らす公務員、
都市で働く高収入サラリーマン又は三流企業のサラリーマン、
下町の小規模商店主、
熱烈な宗教団体信者、
ビラ配って改憲反対する市民運動家、
18歳以上の学生、
ポスターの顔で選ぶ直感重視の有権者、
投票所には行くが白紙を投票する人、
若しくは投票用紙にヘノヘノモヘジの絵を書く有権者・・
色々なタイプの有権者がいるわけだが、
私は投票日当日は用事があったので、
期日前投票をしたのだが、
地元の市役所の投票場が長蛇の列に
なっていた。
こういう混雑は、
小泉純一郎首相時の郵政選挙以来な
気がしたのだ。
直感的に思い、憂鬱な気持ちになってしまう。
選管の職員に案内のはがきを持ってきているかと尋ねられて、
私は心の中で「投票所の身元証明は緩いんだよ、おじさん」
と思いながら、
例えば、この50歳代後半の、
そう「しんちゃん」と呼ぼう。
そんな顔していたから。
この「しんちゃん」の政治リテラシーに
ついてふと、思いを馳せた。
「しんちゃん」・・・
あんまり考えていないよなって、
すぐに思う私であった・・・。
私は政治経済歴史に関して中途半端マニアを
果たして、この「しんちゃん」が、例えば
今回の選挙は参議院選挙なのか、
又は衆議院選挙なのかを知っているだろうか。
とそんな思いが過るのであった。
多分知らないだろう。
そもそも「しんちゃん」は日本史、
特に慶応元年から、
今日までの日本の歴史について、
ザックリ、知っているのかなぁ。
もっと根源的には中学・高校の通信簿どうだった?
と聞きたくなるような、
そんな「しんちゃん」を外形から、
偏見まみれでみていたのだった。
政治的リテラシーの欠如。
この恐ろしい、深淵を覗き込むような、
そんな連想が私の脳内に広がるのだった。
政治的リテラシーの欠如の原因はなんだろうか。
ひとことでいうと教育の欠陥、
しかもそれは、作り出された、
意図的な欠陥に起因するのではないかと
思うのであった。
小学校1〜2年生では、理科と社会がなくなり、
「生活」なる教科が登場。
さらに、その教科の内容たるや、
中身の希薄な、
まるで値上げはしないが量を減らして
売られている食料品のような、
スカスカ感が拭えないのだ。
今やゆとり教育の弊害が
社会の隅々まで浸透して、
日本の近代史なんぞは、
もはや切り抜き動画レベルで
スカスカではないだろうか。
国家主導による義務教育における劣化政策・・
そんな側面を、いや、教育の劣化という
深淵を覗き込んで、
学校教育の、
いわばブラックホールにおける事象の地平面のような、
恐ろしい事象を探ってみたいと思う。
そんなことばかり考えて、ふと気づくと、
あの「しんちゃん」は今、
投票用紙に候補者の名前を書いていた。
田舎のおじいちゃんやおばあちゃん、
寡黙に働く職人さん、
恙無く暮らす公務員、
都市で働く高収入サラリーマン又は三流企業のサラリーマン、
書物を書いたり敎育機関で教鞭をとる
知識階級、
下町の小規模商店主、
熱烈な宗教団体信者、
ビラ配って改憲反対する市民運動家、
18歳以上の学生、
ポスターの顔で選ぶ直感重視の有権者、
投票所には行くが白紙を投票する人、
若しくは投票用紙にヘノヘノモヘジの絵を書く有権者・・
色々なタイプの有権者がいるわけだが、
今回は
久しぶりに又は初めて投票に行きました的な
有権者について話したいと思う。
私は投票日当日は用事があったので、
期日前投票をしたのだが、
地元の市役所の投票場が長蛇の列に
なっていた。
こういう混雑は、
小泉純一郎首相時の郵政選挙以来な
気がしたのだ。
やばいだろ、この混み方。
直感的に思い、憂鬱な気持ちになってしまう。
私の前に並んでいる、ある有権者を見ていると
明らかに、明らかに
「あなたさぁ、今回初めて投票しちゃってるよね」
的な50歳代後半の
ヨレヨレのTシャツ(確か黄緑色)
サンダル履き、
今朝ヒゲ剃りしてませんよね的な
おじさんがいた。
一挙手一投足がオロオロしているんだな、
これが。
選管の職員に案内のはがきを持ってきているかと尋ねられて、
シワクチャになった案内はがきをポケットから
出しつつ、さらに免許証まで出そうとする
おじさん。
「免許証は結構です」
淡々と説明する選管職員。
私は心の中で「投票所の身元証明は緩いんだよ、おじさん」
と思いながら、
「あなたさぁ、初めての投票だよね」という
確信に変わった。
例えば、この50歳代後半の、
そう「しんちゃん」と呼ぼう。
そんな顔していたから。
この「しんちゃん」の政治リテラシーに
ついてふと、思いを馳せた。
「しんちゃん」・・・
あんまり考えていないよなって、
すぐに思う私であった・・・。
私は政治経済歴史に関して中途半端マニアを
自称しているので、
色んな思いが浮かび上がるのだが、
果たして、この「しんちゃん」が、例えば
今回の選挙は参議院選挙なのか、
又は衆議院選挙なのかを知っているだろうか。
とそんな思いが過るのであった。
多分知らないだろう。
そもそも「しんちゃん」は日本史、
特に慶応元年から、
今日までの日本の歴史について、
ザックリ、知っているのかなぁ。
もっと根源的には中学・高校の通信簿どうだった?
と聞きたくなるような、
そんな「しんちゃん」を外形から、
偏見まみれでみていたのだった。
政治的リテラシーの欠如。
この恐ろしい、深淵を覗き込むような、
そんな連想が私の脳内に広がるのだった。
政治的リテラシーの欠如の原因はなんだろうか。
ひとことでいうと教育の欠陥、
しかもそれは、作り出された、
意図的な欠陥に起因するのではないかと
思うのであった。
小学校1〜2年生では、理科と社会がなくなり、
「生活」なる教科が登場。
さらに、その教科の内容たるや、
中身の希薄な、
まるで値上げはしないが量を減らして
売られている食料品のような、
スカスカ感が拭えないのだ。
この「しんちゃん」は年齢からいっても、
生活という科目は履修していないだろうが、
今やゆとり教育の弊害が
社会の隅々まで浸透して、
底抜け社会を深刻化している気が
してならない。
日本の近代史なんぞは、
もはや切り抜き動画レベルで
スカスカではないだろうか。
国家主導による義務教育における劣化政策・・
そんな側面を、いや、教育の劣化という
深淵を覗き込んで、
学校教育の、
いわばブラックホールにおける事象の地平面のような、
恐ろしい事象を探ってみたいと思う。
そんなことばかり考えて、ふと気づくと、
あの「しんちゃん」は今、
投票用紙に候補者の名前を書いていた。