私はリベラル派又は左派の立場から山本太郎とれいわ新選組を批判していく。
【1】まず党名が駄目過ぎるぞ問題
古くて新しいテーマ、結党以来の大問題である。
この党名は積極財政派、国民救済、反戦反核反原発を掲げる勢力の名前としては、あまりにもポンコツ極まりない名称と言えるだろう。
まず党名聞いても伝わらない。何がしたいのですか?党名はスローガンとニア・イコールである。であるならば中心にする政治目的を表現すべきだろう。
国民救済党とか生活者の党とか日本復興党とか、いくつでも思いつく名称はあるはずである。
れいわ新選組という党名・・・・
山本太郎は決して口を割らないが、2004年に放送されたNHK大河ドラマ「新撰組!」に山本太郎本人も出演して、彼の思い出になる作品のひとつなのだろうか、そこからの連想で「新撰組」という単語をまずは使いたかったのだろう。
新撰組では露骨に尊皇攘夷派を弾圧する、徳川幕府の暴力装置=テロリスト集団になるので、「撰」の字を「選」の字に置き換えたのだろう。
次に「れいわ」とつけたのは、表向きの理由は「れいわ」という言葉は新元号と同じであり、多くの人の耳に残る単語であることに着目して、知名度を上げることを目的に付けたと山本太郎は説明しているが、取ってつけた嘘くさい説明である。おそらく、山本太郎としては
1992年に、大前研一氏が立ち上げた平成維新の会(規制緩和や道州制を唱える新自由主義政治を標榜する政党)にヒントを得て、先頭に元号をつけるとしたら漢字の「令和」ではなく平仮名にして「れいわ」という単語を党名先頭につけようと思いついたのだろう。
だとすれば山本太郎の無思想性丸出しの発想からつけた党名だと批判されても仕方がない。
予想される支持者層としては自由人権思想を掲げ、自由主義、議会制民主主義に立脚し基本的人権を尊重した政治政策を支持する層になるにもかかわらず、幕末の、旧体制を堅持する(いわば江戸幕府体制擁護派=幕府アンシャンレジーム)を連想させる「しんせんぐみ」と発音することへの違和感、嫌悪感を有権者に印象付けるネーミングと言わなければならない。
しかも党名先頭には元号と同じ発音をするのだから、支持者層からの違和感は相当程度あったとしてもおかしくはない。少なくとも私は嫌悪感いっぱいであった。
この党名のグロテスクさに驚いたリベラル層の多くは、党名を聞いて当初から支持しないと決めた人々もいるだろう。
このポンコツな党名によって、いわゆる都市部の中間層や知識層、また企業に勤務するホワイトカラー層は最初から「寄り付かない」という選択をした可能性が高い。
現にYouTubeチャンネル「一月万冊」の佐藤章氏(元朝日新聞記者)は「れいわ新選組なんていう、ふざけたような名前はやめて、多くのリベラル層に伝わる、まともな党名をつけるべきだ」と力説している。
こうして党名からして山本太郎のエゴと思い込みは結党以後、党運営の随所で見受けられるのだが、それは後述する。
(続く)