「バスキア」「潜水服は蝶の夢を見る」「夜になるまえに」 の監督
ジュリアン・シュナーベルが画家フィンセント・ファン・ゴッホを描いた
ストーリーで見せるというより、
ゴッホの感受性を通した風景を挿入してく

ゴッホ役を演じるのは主演ウィレム・デフォー
ゴッホは30代で亡くなっているから
50代のウィレム・デフォーが演じるには少し老けてる

そのぶん、まるで禅僧のように見えてしまう
おそらくゴーギャン演じたオスカ ー・アイザックの感じ
若くてギスギスしたあの感じのほうが近いのかも

そうは言っても、様々な役をこなしたウィレム・デフォーは
「最後の誘惑」でもキリストを演じたりと
知的で、何より勇気ある役者だ
不器用ながら実際に絵を描き、ゴッホを体当たりで演じた
アカデミー主演男優賞ノミネート
第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門、男優賞受賞作品

★★★