最初ちょっとハードル上がった状態で観たので
少し肩透かしをくった感じ
中々前半多部未華子も出てこないしイライラしたし
結局あまり出ない、なんだ群像劇か

ということはあるけど、途中で「10年後」となってからは
俄然面白くなる
子どもたちの成長を軸に、彼らがどうなってるのか
それこそ時間を操る映画のマジックだ

ただ全体的にはほのぼのしてて、
「出会うこと」をテーマにして進む
「片想い」専門監督、今泉力哉にしては
ハッピーエンドなのは、伊坂幸太郎による小説がベースだからか

劇中音楽を、斉藤和義が担当してるが
2009年の「フィッシュストーリー」みたいなことはなくて、
サラっとした感じ

特に同級生役の矢本悠馬、美人の奥さん・由美役(森絵梨佳)がよかった
あと三浦春馬と多部ちゃんは、
2010年の「君に届け」以来、やはりナイスカップルな作品

★★★★