カウンセリングオフィス・フロンティア公認心理師の小島俊久です。
８月も今日が最終日、残暑はありますが夏の終わりも近づいていることを感じます。
８月２３日に西宮市の塩瀬公民館で「ひきこもり支援ネットワーク会議」に参加してきました。
この会議は、私が毎月カウンセリングで訪問している地域活動支援センターnecorisを運営する一般社団法人いきがいさがしの「兵庫ひきこもり相談支援センター阪神ブランチ」事業の一環です。
今回で３回目の開催です。
参加者は30名弱で、ひきこもり当事者や家族と関わることが多い行政関係者、行政から委託された居場所などの主催者、支援関係の方々です。
今回は司会をＮＰＯ法人 場とつながりの研究センター事務局長大島一晃氏にお願いしました。とても上手に進行して頂きました。
私も時間を少し頂きました。
私はひきこもり当事者やご家族の支援を継続的に行なってる心理職の立場で、３０分ほど話をしました。
居場所などが遠のいてしまっているケース、好調な状態が長く続かずにひきこもり状態に戻るケースなどについての対応例が題材です。
講演の後は５、６名のグループに分かれてディスカッションです。途中でメンバーをシャッフルして２回ディスカッションしました。
県や各市での取り組み、工夫、苦労、課題などをシェアし参加者個人として思うことも語り合いました。
支援側も繋がり連携して、有益な方策を共有することが、社会や地域の大きな力となるのでしょう。
また少し立場が異なると視点が違ったり、捉え方が変わります。そこを教えてもらうことで新たな発想や改善につながっていきます。
そして支援者個人の知識や見解が広がることが、支援を受ける方にとっては大きな助けや支えになります。
今回もとても勉強になりました。
各地域で草の根的に取り組んでおられる行政関係、支援団体の皆様には深く敬意を表する次第です。
法人いきがいさがしでは、１１月には宝塚市で「居場所のカタチ」と題してひきこもり 、不登校、親の会の担い手の方々をお招きしてのイベントも予定されています。
とにかく今は、つながっていく、ことがどのような領域でも必要かと感じています。
私の主たる活動カウンセリングもクライエントとのつながりがそこにあります。
そのつながりをもっと広げていこうと、主宰のペコさんはいつも熱く語り実行されています。そしてつながりは間違いなく広がっています。
ではまた。
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