カウンセリングオフィス・フロンティア公認心理師の小島俊久です
3月も終わる中、花粉症が思った程ひどく無いのはありがたいです。
昨年末からご依頼を頂いていた研修を行いまし、た。
養護の先生方を対象にした研修で、演題は「保健室来室生徒への関わり方〜問題を抱えた生徒への接し方の基礎〜」です。
今回はコロナ禍ということで会場研修ではなく収録動画の配信によるWeb視聴研修でした。
ということでオフィスで収録しました。
何度かやり直しながら2月下旬に大阪私立学校保健会に納め、チェック後3月より大阪府下の各私立学校の養護教諭の皆様に配信されました。
収録の苦労話。
ある日曜日のお昼に収録していたら、半分程過ぎたところで、御堂筋を通る街宣車からの音が入りボツに。
しまった!日曜日の恒例だった。。不覚。
ということで録り直し。
そんなエピソードもありつつなんとか収録完了しました。
今回は日頃より問題を抱えたり、支援が必要だったり、生き辛さを感じいる生徒のカウンセリングを行っているスクールカウンセラーの立場、更に言うなら心理臨床家の立場からの各生徒の現状認識や接し方をレクチャーさせて頂きました。
対象になる生徒がSCと保健養護の先生では重なることも多いかと思います。
事前アンケートで現状の困りごとや研修講師への質問を頂きました。
SCで遭遇するケースに類似していました。
特に身体的な問題より心理的社会的問題を抱えた生徒への関わりは洞察的です。思考・感情パターン、行動化の意味など時間経過と共に理解されていきます。
高校時代に保健室を利用していたクライエントが「保健室は避難場所だった、助かった」と語ったことが思い出されます。
保健室には居場所という側面もあり、教室や集団に馴染まないが学校には辿り着いた生徒が唯一居れる場所だったりします。
保健室の認識の仕方や在り方が、何世代かの中で随分と変化してきたことを改めて実感します。
この3月でSCとしての勤務が10年経過します。
この間、たくさんの生徒、保護者の方々とカウンセリングを行ってきました。週3回午後から勤務し年間280ケースくらい行います。
不登校、発達障害、精神疾患、病気や症状、家族問題、昼夜逆転、ゲームやネット依存、友人関係、恋愛、成績不振、学習の遅れ、進路の迷い、進学不安等々、テーマは多岐に渡りますし複合化していることも常です。
教員の先生方のご苦労や工夫された対応に感心します。
10年の節目に今回の研修を担当するご縁を頂くのは、そこにプロセスがあり必然のように捉えています。
間をおかず、来週月曜からは11年目が始まります。
ではまた。
◆INFORMATION◆
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