フロンティアの小島です。

 

まだ5月なのにこの暑さ...今年の夏が思いやられます。猛暑、酷暑いや毒暑と私は呼びたい。

 

今日はスクールカウンセリングで梅田キャンパスで勤務。

 

中学生、高校生、保護者とそれぞれ立場が異なる方々とカウンセリングする毎回ですが、今日は改めて思春期の子どもと関わっているんだな~と認識しつつ驚いたことがありました。

 

今年の1月以来のセッションの生徒、椅子に腰かけているときにはいつもの通りだったのですが、立ち上がった時に、おい、おい...見上げないといかんやんか。

 

背が伸びてる。。。

 

1月は見下ろしていたのに...

 

成長してる。。。

 

10センチは伸びてる、いやそれ以上と思う。

 

そう、この時期は第二次性徴期ですから当然なのですが、目の当たりにすると驚きとともに嬉しい気持ちになります。

 

ですが、この身体の大きな変化は子どもによっては適応することに苦労することもあります。自分がイメージする「自分」というものとフィットしない感覚に苛まれるのです。

 

これまでの自分が考える自分としてのアイデンティティ(自我)と他者から見た自分らしさとしてのパーソナリティ(自己)の両方が揺さぶられるのです。

 

思春期は不安定な時です。

 

ところが大人からはこの時期に進路や将来について急かされる場合があります。

 

心身は不安定なのに、状況や環境は安定させろと言われているように感じます。

 

何かフィットしないのです。でも表現しづらいのです。

 

そのデリケートな部分を分かろうとしてくれる存在が必要な子どもがたくさんいます。

 

不安定を知るからこそ安定がどういうことかわかる。そのとき、良い意味での大人になるということかな~と私は思っています。

 

予想だにしない成長は身体だけではなく精神面にも表れます。

 

子どもたちと触れ合い、成長と不安定を一緒に感じる日々です。

 

 

思春期の子どもたちとの関わりに関するセミナーのご案内です。

 

◆「教育現場のカウンセリング」 ~思春期の子どもへの関わり~

  PART1  6月 4日(土) 10時~13時

  PART2  6月 4日(土) 14時~17時

  PART3  6月11日(土) 14時~17時

  詳細はこちらまで 

http://www.cc-frontier.jp/seminarsc320160604.pdf

 

 

 

 

中学年代~20代前半のお子さんに関わる保護者の方や、思春期の子ども支援に携わる方で心理臨床の観点を学びたい方にも大変役に立ちます。

 

ご参加お待ちしています。

 

 

カウンセリング&コンサルティング フロンティア
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