毎日暑いですね、が合言葉のような日々ですが、みなさんいかがお過ごしですか?
今回は、就職や転職についての相談対応に関する話です。
学生の方からご年配の方までとても幅広い年代の方が対象です。
仕事の探し方から書類の書き方、面接対策など具体的な相談から、
自信喪失、不安、やる気減退、自己無価値感、不満、怒りなどのメンタル面まで対応範囲は広いです。
職業を選ぶ、職に就くことは人生にとって大きなイベントですから無理もありません。
今在職中で職場や仕事に何か問題を抱えているケースでは、
続けるか退職するかに焦点が当たり、
再就職についての意識が薄いことが案外多くあります。
何がしたいかというビジョンや未来が欠落し、
現状から逃れることが目的化しているのです。
これは家庭をお持ちの方の場合、家族はとても不安になるケースです。
現状の問題点や苦痛に感じていることなどを、丁寧にお聴きします。
勤続が長い方ほど様々なエピソードが語られ、
職業観や人生観があふれてきます。
思いもかけぬ発見や気づきがあります。
その上で、時間軸を未来に広げた視点で捉えてもらいます。
次の就職先や仕事内容などの希望について具体的に問いかけ、考えていきます。
すると、将来像が明確になり、安心して一歩先に進む決断や
現職についての捉え方や価値観が変わり、現職に留まる判断をされる等、各々自律的に結論を出されます。
差し迫った職業選択の問題に関わる際にカウンセラーは、
リスニングとコンサルテーションの両方のスキルが求められます。
次の機会では、
現在職に就いていない方、前職をやめられた方が陥るある盲点について述べたいと思います。
今想えば、90年代のバブル崩壊の頃は、就・転職相談業務に勤しんでいました。
今とは関わり方は全く違いますが、経験としては役に立っています。
ではまた。
カウンセリング&コンサルティング フロンティア