この旅3度めの新幹線となる上越妙高発12時32分のはくたか559号に乗り、糸魚川駅到着は12時45分。この区間はトンネルが多く、車窓はあまり楽しめませんでしたが、それでもこの短時間に未訪問駅2つを制覇し、じゅうぶんに満足のいく移動となりました。

 

 

 

 

次に乗る大糸線は13時23分発と少し余裕がありますが、2年前にはこの街で1泊したということもあり、今回は駅前へは出ずに大糸線ホームへ直行します。

 

 

 

 

雰囲気は2年前とまったく変わってないですね。

 

そして列車が入線してきましたが、驚いたことに2両編成でした。これはグッジョブですよ、JR西日本さん!

 

 

もう2度と乗ることはないだろうと思っていた大糸線に、図らずも2年ぶりの再乗車。もし廃止されてしまえば、おそらく今回が本当に最後となるでしょう。しっかりとその雄姿を目に焼き付け、満喫しようと思います。

 

定刻になり、糸魚川駅をゆっくりと出発。気になる乗車率ですが、およそ50%といったところでしょうか。単行だったら通路まで立ち客が出たであろうことを考えれば、2両にしたのは英断ですね。

 

意外だったのは、同業者風ももちろんいましたが、外国人グループや年配のハイキング客の姿が数多く見られたこと。この傾向は存廃問題が俎上に上がっている路線としては、かなりいいものといえます。あくまで鉄道というのは『公共交通機関』ですから。鉄道ファンしか乗らない路線なんて、寂しいかぎりですよw

 

列車は急流で知られる姫川沿いに南下し、およそ1時間で終点南小谷駅に到着。見た限りでは、途中駅からの乗降は皆無だったように思います。ということは、みんな全区間乗り通したのかな?

 

 

 

ここでは35分ほど待ち時間があるので、改札の外へ出てみます。

 

 

 

何度か乗り換えでは利用し、クルマでも2度ほど訪れたことはある南小谷駅ですが、実際に降りたのは初めてです。晴れて訪問達成となり、ここまで来た甲斐がありました。

 

今日はこれから南小谷始発のあずさ46号で一気に甲府まで出て、そこで夕食を摂りつつ身延線静岡へと向かう予定ですが、柏崎での粗食が祟り、すでに空腹状態。そこで駅前で唯一営業していた商店に入り、パンを買って腹の足しにします。私は基本的にこうした個人商店はあまり利用しないのですが、地域への貢献ということでね。わずか数百円では微々たるものですけど・・・

 

そして発車時刻が近づき、あずさ46号に乗車。

 

 

乗り込んだ11号車は貸し切りでした。

 

それでも大糸線内各駅からこまめに乗客を拾い、次第に車内も混み合ってきます。といっても私は疲れからかほとんどの区間爆睡してましたがw

 

松本駅では3両増結するため6分ほど停車します。

 

ということでホームに出て、眠気覚ましも兼ね軽くストレッチ。

 

 

まぁ結局その後もほぼ爆睡で、効果は皆無でしたけどね。快適な車内で爆睡するのはある意味至福のひと時ですから、これはこれで良しとしましょう。

 

 

 

甲府駅では油そばを食べ、18時46分発の身延線に乗り富士駅へ。

 

 

 

 

そして東静岡駅には22時25分に戻ってきました。ていうか、身延線は長い! 乗り鉄の私でも、さすがにちょっと苦痛でした。

 

 

しかしホント疲れました。あまり認めたくはないですが、年齢とともに体力は確実に落ちていますね。

 

それでも今回の旅、とても充実していてじゅうぶん満足いくものになりました。

 

青春18きっぷは残り3回。その3回もしっかり楽しもうと思います。次はどこへ行こうかな・・・

 

それではまた、次の旅でお会いしましょう。