南茨木駅からの空中散歩はわずか8分で終了。山田駅で下車します。

 

 

 

ちなみにかかった運賃は\290也。今回利用した両駅はすでに訪問済みで、コスパとしては、正直あまりいいものではなかったかもしれませんね。この大阪モノレールにはフリーきっぷの設定もあります。いつか全駅下車のため再訪しようと、改めて思いました。

 

ここからは再び阪急線に復帰し、難読駅名で知られる柴島駅へ向かいます。

 

乗り換えは至便で、ものの数分(いや、1分以内?)で阪急の改札口へ。

 

 

ただちょっとばかりのんびりと撮影などをしていたら、目の前で肝心の列車が発車していってしまいました。仕方なくガンバ大阪仕様のポストなどもおまけに撮影し、10時19分まで時間をつぶします。

 

 

チームカラーの青と黒が基調となっており、デザインとしては悪くないかもしれませんが、ポストとしては違和感ありまくりw しかも微妙に目立たない位置にしれっと置かれている感じが、個人的にツボでした。

 

 

ということで、やってきた10時19分発の天下茶屋行きに乗り込みます。柴島駅まではおよそ20分。沿線には大学が多くあるせいか、この時間でも通学と思われる若者たちで、かなり混み合っていました。さすが大都会大阪ですね。

 

そして京都本線と交差する淡路駅を過ぎ、定刻の10時40分に柴島駅到着。

 

 

いやぁどう考えても『しばじま』でしょ! 『柴』って書いて『くに』なんて絶対読めませんよ!

 

一応由来を調べてみたところ、このあたりに昔『茎(くき)の渡し』という渡船場があり、その『茎島(くきじま)』から転じた説。また『櫟(くぬぎ)』が多く茂っていたので『櫟島(くぬぎじま)』から転じた説など諸説あるようです。ただこれじゃ漢字の『柴』が使われるようになった理由はちょっとわかりません。大阪をはじめ関西にはこうした難読の地名駅名が数多くあり、それを知るのもなかなかに興味深いものがあると思います。『放出』と書いて『はなてん』なんて、その最たるものですよね。

 

 

そんな柴島駅。来てみたはいいものの、特に用事などはあるわけでなく、同じく未訪問の京都本線崇禅寺駅へと歩いて向かいます。

 

この両駅、直線距離は近いですが、浄水場をグルっと迂回するように移動しなければならず、目の前にあるのに10分ほどかかってしまいました。まぁ旅をしていれば、こんなこともありますよ。

 

 

 

 

このあたりは立体化工事が行われており、ホームからも剝き出しの鉄骨が見えています。当初の完成予定は2013年(平成25年)とされていましたが、工事は遅れに遅れ、現在のところ完成は2032年(令和14年)の見込みとのこと。ただ完成した暁には、ボトルネックとなってる淡路駅の平面交差も解消され、さらに踏切などもなくなって利便性も劇的に改善されるでしょう。

 

我が静岡県でも問題になっているリニアもですが、気長に『その時』を待つとするしかありませんね。