JR向日町駅から阪急東向日駅へ向け歩いている途中で、運のいいことにドラッグストアを発見。見た感じあまり大きくはなさそうですが、入ってみると最低限必要なものは揃っており、とりあえず欲しかったものは全部買うことができました。気になる出費は、\1,293也。まぁ思ったよりは安かったかな。これを教訓に、出発前の荷物チェックを念入りにしようと思います。

 

閑話休題。およそ10分ほどで、東向日駅に辿り着きました。

 

 

 

ここから13時03分発の大阪梅田行き準急に乗り1駅、西向日駅で下車します。

 

 

 

それにしても見慣れない種別ばかりで、どの列車に乗ればいいか、停車駅がまったくわかりません^^; ていうか、この時間帯は準急しか走ってないのね。もうややこしいったらありゃしない!

 

西向日駅近辺には、いくつか歴史さんぽに相応しい見どころが点在しており、まずは東口を出て『長岡宮築地跡』なるところへ行ってみることにしました。

 

そこは意外と近くにあり、すぐに到着。

 

 

 

平安遷都の10年前の784年に造られた長岡宮の役所を囲む塀(土塁)の跡で、地上に残された唯一の遺構とのこと。本音を言えばただの土手にしか見えないですが、これが1200年以上も前からあったと想像力を膨らませて楽しむことにしましょう。

 

続いて駅西側にある向日神社へと行こうと思いますが、道中で長岡宮大極殿も発見。

 

 

 

こちらはただの公園ですかね。ってこんなこと言ったら怒られちゃいますねw

 

さらに南真経寺なる寺院にも軽く参拝。

 

 

 

 

こうした小さな地域密着型?のお寺に入るのは少々気が引けなくもないですが、とにかく参拝し合掌。不審に思われない程度に境内も軽く見てまわります。

 

そしてそこから歩くことさらに数分で、ようやく向日神社が見えてきました。

 

 

ただ鳥居の先、参道が思いのほか長く、しかも上り坂・・・

 

 

本殿に辿り着くころには、汗がだらだらと流れ出ていました。真夏じゃなくてホントよかった。

 

 

 

重要文化財に指定されている、室町時代建立の本殿に参拝し、ここでは御朱印もいただきます。先ほどの長岡宮跡ほどではないですが、それでも600年以上もの歴史を刻んでいるという事実に、改めて驚かされますね。

 

参拝を終え、西向日駅へ戻る途中で、これまた小さな寺院を発見。

 

 

 

 

 

こちらは石塔寺というようです。ここでもお賽銭を入れ合掌。旅の無事も併せて祈ります。

 

 

西向日駅からは、14時05分発の準急に乗り、お隣長岡天神駅へ。

 

 

 

この長岡天神駅には数年前に一度訪問済みですが、駅名からもわかる通り、ここは菅原道真公所縁の長岡天満宮の最寄駅。前回は駅訪問のみが目的で、ただ降りただけだったので、当然長岡天満宮には立ち寄っていません。

 

昼過ぎに京都へやってきて、南真経寺向日神社石塔寺とすでに3つもまわっていますが、実はここへの参拝が今日の一番の目的です。日の長い今の季節、時間はまだまだたっぷりあります。ゆっくりじっくり見てまわろうと思います。