松本駅を発車しておよそ45分で、列車は姨捨駅に到着。ここは現在でも貴重なスイッチバック設備を残す駅で、さらにホームから見下ろす長野盆地日本三大車窓の1つにも数えられるという、鉄道ファンなら誰もが知る名物駅となっています。

 

停車時間は6分ですが、多くの乗客がホームへ出て景色を楽しんだり写真を撮ったり・・・ さながらイベント会場のような様相を呈し、かなりの賑わいを見せていました。

 

かくいう私は何度かこの駅には訪問済みということで、斜に構えた感じでそんな様子をただ見ているだけでその6分間を過ごします。

 

ということで車内から撮った写真がこちら。

 

 

 

これでも景色の良さがわかりますよね。

 

列車はここから山を下り長野市街地が広がる善光寺平へと入っていき、目的の篠ノ井駅には定刻の12時34分に到着。

 

 

 

しなの鉄道に乗り継ぐためホームへ出ると、寒風が吹きすさび寒いことこの上なし! 4月に入ったというのに、完全に静岡の冬と同じくらいの寒さで、軽装で来てしまった自分を責めたくなってしまうほどでした。

 

とはいえここは初訪問の駅。寒さに身を縮めながら改札を出て、いつものように駅舎を撮影します。

 

 

 

ペデストリアンデッキが架設された橋上駅舎はすっきりとしたデザインで清潔感もありましたが、閑散とした雰囲気。まぁ県下3番めの利用者を誇る駅とはいえ、平日のこの時間では仕方ありませんが。

 

ここでは40分ほど待ち時間があり、小諸駅までのきっぷを\980で購入したあとは、暖房の効いた待合室で待つことにします。

 

ほどなくして列車はやってきましたが、この列車は途中の戸倉行き。わずか4駅で終点となってしまいます。車内はそれなりに混雑していたので、運転席脇に立ち、前面展望を楽しむことにしました。

 

 

 

そして終点戸倉駅で、13時34分発の軽井沢行きへと乗り継ぎ。

 

戸倉駅では2分の接続ということで、今回は途中下車することなく先を急ぎます。しなの鉄道には少し高い(\2,390)ですがフリーきっぷが設定されており、いずれ近いうちにここを含め駅巡りなどをしたいと思っています。降りてみたい駅は他にもたくさんありますしね。

 

そんな駅の1つがこのテクノさかき駅

 

 

隣に坂城駅があるのにテクノさかきとは? しかもローマ字表記が『TEKUNO』となってますね。『TECHNO』じゃないんだw

 

列車はさらに東へ進み、沿線最大の主要駅である上田駅に到着。

 

 

少々停車するとのことでホームへ出てみますが、残念ながら駅名標は見当たらず。探せばあったのかな? まぁいいや・・・

 

ここは北陸新幹線も停車する人口約15万の上田市の中心駅。駅近くには真田氏の居城として知られる上田城址があり、個人的に沿線ではぜひとも散策してみたい街ナンバー1といえるでしょう。

 

そして目的のJR小海線と接続する小諸駅には14時16分の到着。

 

 

予定通りここで下車し、小海線に乗り継ごうと思います。