前回の太多線全駅訪問を終え、今春の青春18きっぷも残すところあと1回分となりました。あまり考えたくありませんが、もしかしたらこれが最後となるかもしれないラスト1回を、どう使おうか? 前回同様正直かなり悩みました。

 

太多線と同じようにどこかの路線を全駅下車するか、それとも思いきり遠くへ行くか・・・ ただいろいろ考えすぎても仕方ない。そう思い、今回は最近ご無沙汰になっている小海線をルートに入れる、長野方面への乗り鉄旅をしてくることにしました。そして旅のテーマは『蕎麦』。長野といって思い浮かぶものは他にもおやきや山賊焼き、りんごなどいくつかありますが、鉄道の旅のお供といえば、昔からなんといっても蕎麦を忘れるわけにはいかないでしょう。

 

まぁとりあえず行く理由なんてものはどうでもいいんです。とにかく日帰りの鉄旅をしっかり満喫できさえすれば、私としてはそれでじゅうぶん。

 

ということでエイプリルフールの4月1日。身延線の時間に合わせるため、いつもより少し遅めの5時10分に自宅を出発し、愛車ノート静岡駅を目指し今回の旅が始まります。

 

こちらはいつもの静岡駅南口

 

 

今はどんよりと曇っていますが、予報は晴れとのこと。それを信じることにしましょう。

 

それにしても肌寒いな・・・ この時期は服装にいつも迷ってしまいます。これから長野に行くのにすでに寒いって、ちょっとヤバいかもしれませんね。まぁホントに耐えられなくなったら上着を買うとするか。

 

 

今日の第一走者は5時55分発の三島行き普通列車。

 

 

何気にここ静岡駅から、早朝の上り列車に乗るのは初めてかもしれません。

 

乗車率は意外と良く、半分以上の座席が埋まり定刻に発車。例によって寝不足なので、富士駅到着までは爆睡することにします。

 

そして定刻の6時28分、早起きのサラリーマンとともに富士駅で下車します。

 

 

これから乗り継ぐのは6時49分発の甲府行き。いつものように特に何も考えずに身延線の発着する2番線に行きますが、どうやらダイヤ改正により発着番線が変わり、ホーム移動をしなくてもよくなったようです。確認しなかった私が完全に悪いですが、無駄に階段を上り下りし、余計な体力を使ってしまいました。

 

とはいえ乗り換えにはこの方が便利であり、昨今はダイヤ改正とは名ばかりの実質『改悪』が多い中、これに関しては文字通り『改正』といえますね。

 

 

発車時刻が近づいても特に混み合うことはなく、BOX席4人分を悠々占領し富士駅を発車。これまでの経験から、身延線内途中駅ではあまり乗車は多くないはずで、おそらくは甲府駅近くまではこのままのんびりできるでしょう。

 

これから甲府駅到着までのおよそ2時間半の身延線の旅を、しっかり満喫したいと思います。