予期せぬトラブルから乗ることになった四国交通のバスに揺られること20分ほどで、目的の阿波池田駅に到着。列車を乗り間違えた時にはどうなることかと思いましたが、影響は最小限に食い止めることができ、さらに結果として2駅(辻駅阿波池田駅)の新規訪問も叶いました。辻駅でバスを見つけるまで、精神衛生上は非常に良くなかったものの、旅にトラブルはつきもの。とにかく当初の行程に復帰できてひと安心です。

 

この旅では来る予定になかった阿波池田駅駅舎。

 

 

 

平成の大合併で誕生した三好市の中心駅として機能しており、周辺もそれなりに賑わっていました。

 

ここで岡山までの特急南風5号の指定席特急券と乗車券を購入し、構内へ。ちなみに料金は占めて\3,790也。安くはないですが、しでかした失態を考えれば致し方ないでしょう。

 

列車到着までの時間を利用し、適当に撮影します。

 

 

 

 

3面5線の構内はかなり広く、土讃線の普通列車なども待機。こうした『ザ・鉄道の駅』みたいな古き良き時代のイメージを残す駅は、今となっては貴重な存在で、この駅に訪れることができて素直に良かったなと思います。

 

なんて感傷に浸っていると、9時07分発の南風6号が入線してきました。

 

 

う~ん、ピンぼけ・・・

 

ちなみに指定した1号車8番D席はアンパンマン車両で、内装も完全にアンパンマン仕様。

 

 

 

見ると自由席は空席もあったようで、わざわざ指定席にする必要はなかったですが、これはあくまで結果論。勝手のよくわからない旅先で、しかも途中駅から乗るには自由席というのはリスクが高過ぎます。あくまでも席確保の『安心』の対価ということで、やむを得ないと思っています。

 

列車は秘境駅として名高い坪尻駅などのある四国中央部の山間地を進み、やがて平地に出ると琴平駅には9時34分の到着。

 

ここから先の区間は2年前に乗車しており、車窓にもかすかながら見覚えがあります。

 

そしてこちらは現存12天守の1つ丸亀城

 

 

そうそう、ここにも行ったっけな・・・ あれから2年もたったかと思うと、月日の流れの早さというのは残酷にすら思えてきます。

 

しばらくすると瀬戸大橋に差し掛かり、風光明媚な瀬戸内海を見下ろし本州へ。

 

 

といってもこの雨模様じゃ、もやっていてあまり車窓は楽しめませんでしたがw

 

そして阿波池田駅を発車しておよそ90分で、終点の岡山駅には定刻の10時33分の到着。

 

 

ここまで連れてきてくれたアンパンマン列車に感謝を告げ、下車します。

 

向かいのホームには、発車を待つ松山行きの特急しおかぜ7号が停車中でした。

 

 

この車両には一度だけ乗ったことがありますが、個人的にかなりデザインが気に入っており、本当にカッコイイと思います。アンパンマンの後だと、その洗練されたデザインが一層際立ちますね。

 

岡山駅から先は、赤穂線経由でいくつかの駅に立ち寄りながら新大阪駅まで行くつもりですが、その前にちょっと行ってみたい店があります。

 

ということで改札を出て、徒歩数分のところにあるイオンモール岡山へ向かうことにします。