越後湯沢駅での長時間停車を終えた列車は、再び水上駅に向け進んでいきます。

 

車内には各車両数人ずつが残るのみで、だいぶ穏やかな雰囲気。そんな中、どのあたりだったかは忘れましたが、車内改札が行われました。私は今日まで有効な北海道&東日本パスを持っていますし、他の乗客もすんなりときっぷを見せ、特にトラブルもなくあっけなく完了しましたが、この独特の緊張感、ものすごく久々に味わった気がします。ホントいつ以来でしょうか? 思い出せないくらいですが、不正防止や防犯上の観点からも、たまにはいろんなところで車内改札はやったほうがいい気はします。あくまで個人的な考えではあり、難しいのはもちろんわかってますが・・・

 

しばらくは乗客に動きはなかったですが、8時39分到着の土合駅では、それなりの格好をしたハイキング客が数組下車していきました。日本一のモグラ駅として有名な土合駅は、世界一の死者を出しているという谷川岳の最寄駅でもあります。一部では『魔の山』とも称される谷川岳登山には、やはりしっかりとした装備が必要なのでしょう。私は登山には全く興味はないですが、この土合駅には、いつか必ず訪れたいと思っています。それはいつになるかな・・・ まぁ気長にタイミングを待つとしましょう。

 

 

 

ちなみに上り線は、モグラ駅ではなく普通の地上駅。それでも写真を見るだけで山深さが伝わってきますね。

 

その後は特に乗客に変化はなく、定刻の8時54分に終点水上駅に到着。

 

 

 

 

慌ただしい乗り換えで一息つく間もなく、9時ちょうど発の列車で終点高崎駅へ。この区間、ほぼ爆睡してしまいました。何も記憶がありませんw

 

 

ここまで来ればもはや勝手知ったる地。高崎発10時14分の湘南新宿ラインに乗り、熊谷駅には10時56分の到着。ちょっと昼食に行ってみたいお店があるので、ここで下車します。

 

 

 

それは構内に出店している『ぎょうざの満洲』。私がこよなく愛する日高屋ほどではないですが、埼玉を中心に関東各地に出店しており、本庄在住時からたびたびお世話になっているお店です。今日の夕食は静岡で友人と摂ることになっていて、旅の締めくくりにはぜひここでと考えていました。

 

数年ぶりの訪店にじゅうぶん満足し、旅を再開します。日高屋でも餃子の満洲でもどっちでもいいんで、静岡にも進出してくれないかな・・・ なんて思っちゃいますね。

 

このまま東京へ直行しても早く着き過ぎることもあり、ちょっと遠回りしながら向かうことにします。

 

まずは熊谷発11時56分の、これまた湘南新宿ラインに乗り、大宮駅到着は12時26分。特に時間等は調べてなかったですが、あまり本数の多くない湘南新宿ラインに立て続けに乗るなんて、何かいいことの前兆でしょうか。期待しないで待つことにしましょうか。

 

 

最後尾はガラガラで、ここでも爆睡してしまいました。

 

ここからは川越線に乗り換え、東武東上線と接続する川越駅へ向かいます。