会津若松発11時30分の郡山行き快速は定刻に発車。車内は各BOXがほぼほぼ埋まるくらいの乗車率で、意外といっては失礼ですがなかなかの盛況ぶり。立ち客もチラホラおり、早めに席を確保して大正解でした。

 

その後も郡山に近付くにつれ次第に乗客は増えていき、11時58分到着の猪苗代駅からは多くの観光客の乗車があり、さながら都会の通勤列車並みの様相を呈してきます。ローカル線全般に言えることですが、やはり全体的に本数が少ないのではというのが、ここ数年各地を旅して感じる共通の感想となっており、いち鉄道ファンとしては、このあたりをちょっと何とかしてほしいなというのが正直なところです。まぁいろいろと難しいのはわかってますがね。混雑により一般客が鉄道を敬遠してしまっては、元も子もないような気もしますので・・・

 

およそ1時間をかけ走り抜け、終点の郡山駅には12時36分の到着。

 

 

 

会津への玄関ということで、看板がデカデカとアピール。近いうちに絶対に街巡りをしたいと、改めて思いました。

 

 

次に乗るのは郡山発13時18分の山形新幹線つばさ137号で、これで一気にかみのやま温泉駅までワープします。

 

40分ほど時間があるので、ちょっと駅前をフラフラ。

 

 

県庁所在地である福島市を凌ぐ、いわば『経済県都』と称される郡山市の中心ということで、かなりの賑わいを見せていました。

 

高さ133mと、福島県一を誇る『ビッグアイ』なる複合ビルも、威風堂々と聳え立っています。

 

 

その後も適当に過ごし、新幹線ホームへ。

 

 

郡山駅から新幹線に乗るのは初めてで、もちろん下車するかみのやま温泉駅も初訪問。\4,540円の出費はかなり痛いですが、絶大な時短効果とともに2駅を制覇できると思えば、ものすごく高いなんてことはないでしょう。

 

待ち時間の間にも列車が到着し、適当に撮影。

 

 

 

画一的に統一されたJR東海も好きですが、バラエティーに富んだ車両が走るJR東日本は、目を楽しませてくれます。どちらが優れているとか劣っているとか、そんな野暮なことは言いません。『どちらも素晴らしい!』それでいいじゃないでしょうか。

 

発車時刻が近づき、ゆっくりとつばさ137号が入線してきました。

 

 

これは初めて乗る車両です。座席は17号車11番D席。コンセント完備は嬉しいですね。

 

同じ車両には外国人観光客が乗り合わせ、ちょっと騒がしくもありますが、快適なシートに思わず爆睡。気付くと米沢駅手前を走行中でした。景色のいい県境の山越え区間は完全に過ぎ去り、何たる不覚・・・ まぁ今日はこれまで寝落ちすることはなかったので、仕方ないかと諦め、これから先は寝てしまわないよう意識をしっかり保とうと思います。

 

こちらは14時19分到着の赤湯駅

 

 

花であしらわれた山形鉄道の車両も見えます。愛称の『フラワー長井線』の名は伊達じゃないといったところでしょうか。

 

かみのやま温泉到着前には、このあたりのシンボルとでもいうべき、『スカイタワー41』という高層マンションが見えます。

 

 

高さ134mで、山形県一の高層建築とのこと。郡山で見たビッグアイより1m高いのかw こんなところにあって需要があるのかという疑問はさておき、田んぼの中にポツンと建つ姿はシュールという他ありませんね。

 

そして列車は定刻の14時32分にかみのやま温泉駅に到着。

 

 

 

ここからは在来線に乗り換え、山形駅方面へと向かいます。