浜松行き普通列車は、定刻の5時ちょうどに静岡駅を発車。この列車に乗り、まずは掛川駅へ向かいます。もはや恒例となったこの掛川駅での乗り継ぎ。当初は豊橋駅までの利便性だけを考えてのことでしたが、この掛川始発の列車に旧セントラルライナー車が連結されていることを知ってからは、それに乗るのも目的の1つとなっています。何度乗ってもすべてにおいて最高なこの車両、もっと静岡地区に増備してもらいたいと願っています。頼みますよ! JR東海さん!!

 

列車は少しずつ乗客を少し、西へと進んでいきます。ただ大井川を渡ったあたりからは小雨がパラつき始めました。この先の天気はどうなるか・・・ 正直気が気ではありませんが、掛川駅には定刻の5時44分に到着。予定通り、ここで下車します。

 

 

後続の到着までベンチに座りぼんやり過ごし、やってきた列車に乗り込みます。

 

 

いやぁ快適快適。

 

しばらく降り続いていた雨も、磐田駅を過ぎるころには上がり、うっすらと薄日が差すようになりました。よかった・・・ このまま降らないことを祈るのみです。

 

安心したせいかいつの間にか寝落ちしてしまい、気付くと県境を越え二川駅付近を走行中。そして定刻の6時56分、終点の豊橋駅に到着しました。

 

乗り継ぐ列車は、わずか3分後の6時59分発の大垣行き快速。当然写真などはまったく撮る暇もなく空席を探し、ようやく見つけた通路側の席に腰を落ち着けて、今度は名古屋駅を目指します。名古屋から先は特急しらさぎに乗る予定であり、こんなに慌てて乗り継がなくてもじゅうぶん間に合うわけですが、先を急いでしまうのは乗り鉄の性。こればかりは抗いようがありません。

 

およそ1時間を退屈な通路側で過ごし、7時58分着の名古屋駅で下車します。


 

福井へと向かうしらさぎ3号の発車は8時50分。まだたっぷり時間があるので改札の外へ出てみます。ついでにきっぷも買わないと・・・

 

 

朝食を摂らずに出てきたのでどこかで軽くモーニングでもと思っていましたが、イマイチ私に刺さるお店はなく、適当にふらふら過ごしてしらさぎの発着ホームへ向かいます。ちなみに福井駅までの料金は乗車券特急券合わせ\5,280。名古屋駅は始発駅なので確実に座れるだろうと思い、今回は自由席にしました。正直座席を確保できるまでのソワソワ感があまり好きではないので、基本的に指定席を取ることの多い私ですが、おそらくは大丈夫でしょう。念のため少し早めにホームへと行ったのは、言うまでもありませんが。

 

しばらくホームで佇み、ようやく入線してきたしらさぎ3号の、最後尾6号車の15番A席を確保。

 

 

その後記念に撮影をします。正直反対側の方がカッコいいデザインですが、6両分歩く気力はありませんでした。

 

そして定刻になり名古屋駅を発車。6号車にはだいたい10人ほどが乗車したでしょうか。まだまだじゅうぶん空席はありますが、9時48分到着の東海道新幹線と接続する米原駅から先は指定券も完売とのアナウンスが入ります。しらさぎ号はその半分が米原駅始発となっており、やはりそこから先の需要が大きいのでしょう。

 

とにかく福井駅到着までのおよそ2時間を、しっかり楽しみたいと思います。