米原発9時23分の加古川行き普通列車に乗り、まずは新快速の始発駅でもある草津駅を目指します。確か米原発の新快速って、昔はもっとたくさんあった気が・・・ まああまり言うのはやめておきましょう。この加古川行き、種別こそ『普通』ですが、車内は新快速同様2人掛けの転換クロスシートが並び快適そのもの。乗り込んだ最後尾車両まではあまり乗客もやってこないこともあって、草津駅到着までの40分ほどは、とてものんびり過ごすことができました。

 

そして到着した草津駅からは、隣のホームに停車中の新快速へと乗り継ぎます。というか車内にいたほぼ全員が、さながら民族大移動のように乗り移る様子は、傍から見たら滑稽にすら思える光景かもしれませんね。

 

その新快速に乗り、新大阪駅到着は10時53分。

 

 

ここで各駅停車に乗り換え、2駅戻る形で吹田駅へ向かいます。

 

ロングシートに揺られること、およそ4分で吹田駅に到着。

 

この東海道線(京都線って言った方がいいのかな?)の各駅停車は、関東地方でいえば京浜東北線に相当するような立ち位置かと思いますが、静岡在住の私としては、これまでなかなか縁のないものとなっていました。東淀川駅やJR総持寺駅など、いくつかの駅こそ訪問済みではあるものの、それ以外はほとんどが未訪問のまま放置という状況はさすがにいけないかなと思い、手始めに吹田駅へとやってきたわけです。

 

 

駅の裏手にはどでかいアサヒビールの工場が。

 

 

改札を出ると、なかなかに都会的な光景が広がっていました。

 

 

 

吹田市は人口約39万人。中核市にも指定され、大阪府内でも第6位の人口を誇ります。それだけ聞くと、新快速も停車してもおかしくないのではとさえ思ってしまう規模の街ですが、大阪市からの近さゆえか、快速にもスルーされてしまう残念な駅となっています。まぁ大阪駅まで3駅なら新快速なんて別に必要ないか・・・

 

そして忘れちゃいけないガンバ大阪。ここ吹田市をホームタウンとするJ1のチームです。

 

ていうかこれは何?

 

 

ガンバのユニフォームを着たチンパンジー?が吊るされています。絵面のシュールさに思わず写真に撮ってしまいました。こんなことするなんてさすが関西! ん?ちょっと待てこれは誉め言葉か? まぁいいや。この写真を友人に送ったら大喜びしてくれましたw

 

ここに来た目的は実はもう1つあり、それは駅前にある定食屋『宮本むなし』に行くこと。各地に散らばるご当地チェーンをこよなく愛し、旅先では必ずと言っていいほどその土地ならではご当地チェーンに行くようにしている私にとっては、外せない存在です。まぁ味自体は格別たいしたことはないわけですが・・・ 非日常が味わえれば、それでじゅうぶんなのです! 生姜焼き定食が\820で、ご飯もお替り自由。これ以上何を望む??

 

そんなわけで満腹になりテツ旅再開。今日はこの後、大阪のディープなエリアとお隣の堺市を結ぶ阪堺電車の駅巡りをする予定です。

 

まずはその阪堺電車のフリーきっぷを購入すべく、天王寺駅へ向かうことにします。