今にも雨が降り出しそうな空模様の中、1㎞ほど離れた道の駅しんぐうへ向け歩いていきます。そして栗栖川に沿った国道179号線を進むこと15分ほどで到着しました。初めて歩く道は実際よりも長く感じるもので、途中何度も地図アプリで位置と距離を確認しながらでしたが、とにかく無事辿り着けてひと安心です。

 

ここ最近は、駅から徒歩圏内の道の駅にも積極的に行くようにしています。きちんと調べれば、各地にいくらでも見つかるでしょう。これまでは、ただ訪問駅数を稼ぐことを第一に考えて行動することが多かったですが、それだけではやはり味気ないですからね。これに限らず、いろいろとブラッシュアップしていかねばと思います。

 

そんなわけでやって来た道の駅しんぐう

 

 

 

 

 

こじんまりとした小規模な道の駅ですが、それなりに賑わっている様子。この地の名産などもいろいろ売っており、日頃土産物は買わないことの多い私も、『揖保乃糸』のそうめんと麺つゆを買っちゃいました。

 

そしていつもの儀式を行い、来た道を戻り播磨新宮駅へ向かいます。

 

途中ついに雨が・・・ まぁ予報では雨といっていたので、むしろここまでよく持った方だなと思うことにします。

 

播磨新宮発12時06分の列車で姫路駅へ戻ります。

 

 

今度は単行でした。

 

発車直後はガラガラでしたが、本竜野駅からはかなりのまとまった乗車があり、多数の立ち客も。行き同様その多くは若者で、やはりこの区間は鉄道利用が多いようです。

 

姫路駅到着後、一応姫路城遠景を。

 

 

写真では近く見えますが、実際には1.5㎞ほど離れており、歩くと15分ほどかかります。そう考えると、改めてその巨大さがよくわかりますよね。城へ向かうと思われる観光客も、続々と歩いて行く姿が見えますが、知らなければその遠さに驚くことでしょう。私はもう何度も行っているので、今回はパスすることにします。

 

その後は駅ビル内を軽くブラブラし、12時57分発の新快速で福知山線が分岐する尼崎駅へ向かいます。

 

 

青春18きっぷシーズンとはいえ、さすがに平日のこの時間の新快速は空いており、車内は快適そのもの。

 

 

明石海峡大橋など存分に車窓を楽しみ、定刻の13時52分に尼崎駅に到着。福知山線に乗り換えるべく、ここで下車します。

 

 

次に目指すは関西屈指の秘境駅ともいえる武田尾駅。この駅、ホームが武庫川の真上に架かる橋の上とトンネル内にあるという、なかなかの秘境っぷり。前々から一度訪問してみたかった駅ですが、ついにその時がやってきました。

 

わずか7分の待ち合わせで新三田行き区間快速に乗り継ぎ、いよいよその武田尾駅へ。4両の車内はかなりの混雑で、空席は見つけられなかったのでドア横の補助椅子を出し、そこで我慢します。JR西日本には、こうした補助椅子のある車両が多く走っていますが、思えばここに座ったのは初めてだったような気がします。

 

といっても14時05分到着の伊丹駅で早くも近くのBOX席が空き、すぐにそちらへ移動。やはりこちらの方が断然落ち着きますね。

 

そして列車は定刻の14時27分に武田尾駅に到着。

 

 

下車すると、そこには驚きの光景が広がっていました・・・