持病の潰瘍性大腸炎が再発した2月末以来、ずっと優れなかった体調もほぼほぼ回復しつつあった3月下旬、ここ四日市での生活の最後の記念にと、『近鉄全線3日間フリーきっぷ』を利用し、思う存分近鉄線に乗りまくる3日間を過ごしました。
今の時期は私の長年の旅のお供である青春18きっぷの通用期間ですが、近鉄が出しているこのきっぷは3日間乗り放題で価格は驚きの\3,000。どちらを選ぶかはかなり迷いましたが、1日わずか\1,000という圧倒的な価格設定の誘惑に負け、今回はこちらのきっぷを利用することにしたわけです。昨年10月からおよそ半年間生活した三重県といえば、JRよりも近鉄が幅を利かせている地域であり、その近鉄に敬意を払うという意味でも、この選択はアリだったとな今となっては思っています。
本来ならどこか2ヶ所に泊まり、2泊3日で思う存分近鉄を満喫したかったのですが、4月からの無職が確定している私としては、少しでも節約した方がいいと考え、初日は日帰り、2日め以降を泊まりとして出掛けてきました。
そうと決まれば旅程の作成ですが、ホテル探しは正直難航しました。全国に出されていたまん延防止等重点措置とやらは、3連休最終日の3月21日をもって一斉解除となり、春休み期間ということも相まって、なかなか好条件のホテルが見つかりません。結局奈良県の王寺駅近くの東横インに予約を取り、そこを拠点に行動することになりました。近鉄を思う存分満喫しようと思っている私としては、この王寺というのは若干不便な場所ではありますが、行楽シーズンの金曜という条件下では、これ以上望むことはできませんでした。
そんなわけで、3日間の乗り鉄三昧初日となった3月24日の木曜日、午前6時に起床し身支度を整えた後、7時前に自宅を出発し、伊勢松本駅へ自転車で向かいます。
旅の第一走者は7時14分発の湯の山温泉行き。これに乗り、まずは6駅先の大羽根園駅を目指すことにしました。初日の今日は特に目的を定めず、日帰り圏内での駅巡りをしようと考えています。18時からはサッカーW杯最終予選のオーストラリア戦が予定されていることもあり、それまでには帰宅し生観戦をし、ぜひともW杯出場決定の瞬間を見届けたいと思っています。まぁ今日の試合で出場を決定させるには、勝つことが絶対条件であり、今の日本代表には難しいミッションといえなくもないですが、どうなるでしょうか・・・
ものの数分で伊勢松本駅に到着。残念ながら駅舎前には高校生を含め数名がたむろしており、あらぬ疑いをかけられるのを避けるため、写真を撮ることは自重しました。自分に身を守るためには仕方ありませんね。
ホームには誰もおらず、駅名標を構内の様子はゆっくり撮影できました。
そしてやってきた湯の山温泉行きに乗車。市街地方面への通勤の流れとは逆ということもあり、車内はかなり空いていました。ただその少ない乗客のほとんどは、みな疲れた表情を浮かべつつ寝ています。これから1日楽しもうという私としては、正直あまり見ていて気持ちのいいものではありませんでしたが、気にしないことにします。
春休み期間に入り学生の姿はほとんどなく、平均年齢高めの列車は定刻7時14分に伊勢松本駅を出発。まずは大羽根園駅を目指し、旅が始まります。

