富士発6時51分の普通列車に乗り、甲府駅を目指します。各ボックスに1名ずつくらいの乗車率で、特に混雑してはいませんが、4駅めの富士根駅でオバサンと相席に。他にも空いてる席があるのによりによってという気もしますが、まぁこれは仕方ないですね。他人から見て、相席になりたくないような怪しい人物には見えていない証であると、前向きに捉えることにします。そんなオバサンも、7時09分到着の沿線最大の主要駅、富士宮駅で下車していきました。わずか2駅所要5分。ずいぶん効率よく乗りこなすものだと感心してしまいます。
富士宮駅で一気に車内は閑散となり、数えるほどの乗客を残すのみとなった列車は、これから県境を越える山越えの区間に入ります。
山梨県に入り1駅め、十島駅で上りの特急ふじかわ2号とすれ違うため少々の停車。
ホーム前方を臨みます。なんかいい雰囲気。
桜も満開間近で咲き誇っていました。
十島駅を7時39分に発車。ぼんやり車窓を眺めたり考え事をしたり、時折眠ったりと至福の時を過ごしつつ身延線を北上。甲府盆地南端に位置する8時40分着の鰍沢口駅からは、少しずつ乗客も増え、車内も賑わってきます。
次第に立ち客も出始めてきたところで、終点の甲府駅には9時21分の到着。富士駅からはおよそ2時間半。短くはない時間のハズですが、体感的にはあっという間に感じました。
甲府駅では恒例の駅名標を撮影。
身延線はJR東海の管轄ですが、甲府駅はJR東日本の管轄。そこで東日本仕様の駅名標のラインカラーが、東海のオレンジになっているという、とても珍しいデザインになっています。といってもこんなものを嬉しそうに写真に撮る物好きは、数ある利用者の中でもきっと私1人だけでしょう。
県庁所在地の中心駅に相応しく広い構内。
そしてホームからは甲府城の石垣も臨めます。
次に乗るのは10時05分発の松本行き。この列車で、この後乗る飯田線の列車が発着する岡谷駅へ向かいます。少し時間があるので、改札の外へ出て駅前の観光案内所へ行き、甲府城の御城印をいただくことにしました。
友人改札の長い行列を抜け、やっと改札外へ。5分以上はかかったでしょうか。この時期この時間は、有人改札が混雑するのは容易に想像できるはずなのに、係員1人での対応では時間がかかるのは当然です。あまり批判はしたくありませんが、少し工夫すればもっとうまく捌こうと思えばできるのにと、少々イライラを覚えるとともに、係員がかわいそうに思えました。
駅ビル完備の立派な風格を備える甲府駅駅舎。
武田信玄公もどっしりと腰を据え、睨みをきかせています。
無事御城印を購入し、再び構内へ。
松本行きの到着を待っていると、新型車両E353系を利用した特急が入線。
あずさ号やかいじ号など、この区間を走る特急列車は、今はすべてこれに置き換えられています。私も一度だけ短区間(甲府~八王子間)のみ乗車したことはありますが、いずれまた乗ってみたいと思わせてくれる、素晴らしいデザインだと思います。
やってきた10時05分発の松本行きは、残念ながら3両編成のロングシート。まぁこればかりは運用の都合で、嘆いていても仕方ありません。
ガラガラのまま定刻に甲府駅を発車。11時41分到着の岡谷駅を目指します。










