私の他に数名の高校生を乗せ、飛騨金山駅を5時58分に発車。雨の中高山本線を北上していきます。睡魔と闘いウトウトしていると、下呂温泉で有名な下呂駅に到着するところでした。ここで飛騨金山駅よりも多くの、というよりもどこかへ遠足にでもクラスで行くかと錯覚するほどの大人数の高校生が乗車してきました。時刻は6時20分過ぎと、通学にはまだ早い時間ですが、この列車の高山駅到着は7時30分。おそらく高山市内の高校へ通学するのでしょう。美濃太田駅を早暁5時に出発するのは、高山駅到着時間から逆算し、通学列車に仕立て上げるためだったようです。下呂駅から先も、駅に停車するごとに高校生の乗車があり、さながら引率の先生になったような気分になってきます。なんてことを思いつつ高山駅に定刻7時30分に到着。予想通り、多くの下車がありました。

 

 

 

 

さて、いよいよ高山までやってきてしまいました。実は今日の行程は、ギリギリまでどうするか未定のまま出発しました。当初の予定では、昨日訪れた美濃國一宮南宮大社に続き、飛騨國一宮である水無神社へ参拝し、その後高山市内を軽く観光した後岐阜方面へと戻るつもりでしたが、せっかくはるばるここ高山まで来たからには、もう少し遠くに行ってみたい気もします。悩みに悩み、ここでは下車せずそのまま北上することに決め、高山本線の終点富山駅をまずは目指すことにしました。その後の行程は、またその時考えようと思います。

 

ガラガラになった車内へと戻り、高山駅を7時40分に出発。

 

難読駅の『ほずえ』駅。『上枝』と書きますが、知らなければ絶対に読めないでしょう。雑草で駅名標が隠れてしまっているのが残念です。

 

 

そして飛騨市の中心飛騨古川駅には7時59分の到着。

 

 

起点の岐阜駅からだいぶ進んできました。

 

 

ここ飛騨古川駅は、2016年(平成28年)に大ヒットした映画『君の名は』に登場し、聖地巡礼スポットとして絶大な支持を集めています。特にファンというわけではない私も、この駅の跨線橋から見下ろす特急列車のシーンを、鮮明に覚えています。

 

飛騨古川駅を発車し列車はさらに北上、終点猪谷駅へ進んでいきます。順調順調と思いきや、1駅手前杉原駅で行き違いのため長時間停車。あと数キロ先に目指す猪谷駅があるのにここでの足止めは、なんともスッキリしない気分になります。ただこの状況、他の路線でも何度も経験しており、ダイヤ設定上仕方ないことなのでしょう。気を取り直してホームに出てみます。

 

 

山間に映えるキハ25・・・ イイ感じです。

 

 

 

ずっと登っていると思っていましたが、飛騨古川駅よりもだいぶ標高は下がっていました。

 

 

そして味のある駅舎を撮影。

 

 

発車時刻が迫り車内へ戻ります。

 

終点猪谷駅には9時ちょうどの到着。ここまで来たのは私を含めわずか2名でした。

 

 

まだ暗い美濃太田駅を発車して4時間、ホントに長かったです。でも十分に高山本線を堪能することができました。続いて猪谷発9時13分の富山行き普通列車に乗り、終点富山駅を目指します。