今朝訪れた厳島神社に続き、この旅の大きな目的の1つである原爆ドームに到着。あまり偉そうなことは言えませんが、やはりひとりの日本人として、一度はここに来るべきだと改めて痛感しました。

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私が訪れたときは、幸いにも抜けるような青空が広がっており、その対比のせいかより鮮明にその姿をこの目に焼き付けることができました。

いろいろなアングルから撮影。

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遠足か修学旅行かはわかりませんが小学生の姿も多くあり、皆思い思いにスケッチや日記を書いています。この年齢になるまでこの姿を写真でしか見ることができなかった私としては、羨ましく思います。小学生ながらに何か感じることがあるのでしょう。騒ぎ立てたりふざけたりする子は、ただの1人もいませんでした。

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原爆死没者慰霊碑です。後になって知りましたが、まっすぐに正面をのぞくと原爆ドームがハッキリと見えるそうです。混み合っていたので私は祈りだけ捧げ退散することにします。

正味1時間ほどの滞在でしたが、改めて平和について深く考えさせてくれるいい時間を過ごせたかなと思います。

来た道とは違う場所を通り、停留場へ向かいます。

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川越しの原爆ドーム。このアングルもなかなかのものです。

10分ほど歩き袋町停留場に到着。

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残りの時間を利用しあとはひたすら駅巡りをしようと思います。

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昨日乗ったアストラムラインと接続する本通紙屋町西と下車し、広電本社前へ。

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広島が誇る広島電鉄の本社前を名乗り、路線の途中にありながら行き先の1つとなっていることから、それなり規模の停留場をイメージしていましたが、なんてことは無い2面2線の普通の停留場でした。

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道路を渡ると本社ビルがありました。

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ただこちらも想像よりもこじんまりとしており、若干拍子抜けしてしまいました。中にはグッズなどを扱う売店があり、そこでいくつか自分用にお土産を購入。

昨日訪れた江波と同様併設して車庫もありました。

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早朝から厳島神社原爆ドームと歩き回り、だいぶ疲れてきました。そこでとりあえずやってきた広島港行きに乗り、さらに終点から折り返し広島駅へ向かうことにし、その車内を睡眠タイムに充てます。

30分ほど眠れたでしょうか、広島駅に戻ってきました。

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いよいよ2日間にわたる広島の旅も終わりに近付いてきました。あとは新幹線で静岡へ帰るのみ、その前に駅ビル内でご当地ラーメンである尾道ラーメンをいただきます。味は・・・美味くもなく不味くもなく普通でした。

満腹になり駅ビル内を軽く散策して時間を潰し、頃合いを見計らい駅構内へ。

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面白い形の発車標があり思わず撮影。

広島発18時35分ののぞみ56号の到着を待つ間も、次々にあまり見慣れない車両が発着していきます。

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これは遠く鹿児島中央駅まで行くみずほ号

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少しピンボケ気味ですが700系レールスターも入線。

そして定刻通りのぞみ56号も入線、ご承知の通り私の住む静岡県にはのぞみ号はいっさい停車しないので、こだま号との乗り継ぎのためまずは名古屋駅を目指します。博多始発のこの列車、私が乗った指定席車両はほぼ満席で、3列シートの真ん中B席もほとんど埋まっており、車内放送によると自由席では立ち客も出たとのこと。今日のような繁忙期でもない普通の平日ですらこんな状況となると知り、改めて新幹線の需要の高さに驚かされるとともに、若干の恐ろしさすら感じてしまいました。

名古屋駅には20時53分の到着。後続のこだま690号に乗り継ぎます。

その名古屋駅からわずか1駅、10数分ほどの距離でしかない三河安城駅でもかなりの数の下車客がありました。のぞみ号ひかり号からの乗り継ぎ客もいるでしょうが、こだま号に1駅だけ乗るとか、かなり贅沢で羨ましいなと思ってしまいます。

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睡魔に襲われウトウトし、目を覚ますと浜松駅を過ぎた辺りを走行中。名古屋駅発車時点では半分以上うまっていた車内もご覧の通りガラガラです。

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静岡駅には22時14分の到着。あとは自宅へと戻るのみとなりました。

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乗車待ちのタクシーの列を尻目にクルマを停めてあるコインパーキングへ。

広島への世界遺産と乗り鉄旅、以上で無事終了となりました。よく旅に出る私ですが、ここまでの遠出はなかなかできるものではありません。しっかりと計画を立て十分満足のいく旅になったかと思います。

来月には冬の青春18きっぷのシーズンが始まります。仕事柄繁忙期と重なり都合をつけるのは大変ではありますが、どこへ行こうか・・・今から楽しみでなりません。