まずは御朱印をいただくため授与所に並びます。かなり長い行列ができていましたが、スムーズに進みそれほど待つことはありませんでした。
ゆっくりと本殿の中をまわります。こういうとき、余計な気を遣わなくて良いのが一人旅最大のメリットです。気に入った場所にずっといることもできるし、その逆につまらないと思えばすぐに先へ進んでも問題ナシ。ただ、感想を言い合えるような友人との観光も、それはそれで悪いものではありませんが。まあ要するにケースバイケースでその時々に応じた楽しみ方ができれば良いでしょう。
私が今まで訪れてきた神社の中でも最大規模の本殿で、見る物全てに圧倒されます。
遠くに五重塔。今回は立ち寄りませんでしたが、次の機会がもしあればもっとゆっくり見てまわりたいなと思いました。
ここからも大鳥居が見通せます。引き潮により鳥居すぐそばまで近寄れるようです。歩いている人の大きさと比べると、その大きさがよく分かります。
厳島神社参拝後、隣接している厳島弁財天へ。
ここでも御朱印をいただきます。
さて、これで一通り見終わりました。のんびりフェリーターミナルまで戻りつつ、何か気になるものがあれば立ち寄ろうと思います。
その前に小用を、と思いトイレに入るとこんなものがお出迎え。
なんとも言えないシュールな注意書きに、思わず写真を撮ってしまいました。こうしたビミョーなデザインのもの、私は嫌いではありません。
何気なく説明文を読むと『後白河法皇』の文字が。歴史の重みを感じます。
きれいな紅葉の中歩いていると、ロープウェイの案内が。少し気になりましたが『おひとりさま』にはハードルが高く今回は敬遠することにします。
土産物が立ち並ぶ通りを抜け、フェリーターミナルに到着です。名物の紅葉まんじゅうやあなご飯、焼き牡蠣など魅力的なラインナップに心が動きますが、やはりどこも『おひとりさま』にはハードルが高く、結局島内ではほぼ何も買わずじまい。あまり店員さんとの会話を楽しめない性格のせいで、少し損をしているかもしれません。でもじゅうぶん一人旅を満喫しているつもりです。
帰路は宮島松大汽船で。
隣にはJRの宮島フェリー。
往路・復路とも船内は盛況で、私のように両方を乗り比べしてみる観光客も多いのではないかと思います。
10分ほどで船旅も終わり、まずは1つめの世界遺産を制覇。続いて原爆ドームを間近で見るため広島市内へと戻ることにします。