本土と宮島の距離はおよそ1km、それほど離れているわけではないので大鳥居を始め島内の建物がどんどん近付いてきます。海も穏やかでほとんど揺れることはありません。ただ逆光になってしまいイマイチよく分からないのが残念です。相変わらず写真の腕はまったく上達していませんね。

イメージ 1

10分ほどで宮島フェリーターミナルに到着。正直もっと乗っていたいと思えるほど快適な船旅でした。

イメージ 2

隣には宮島松大汽船のフェリー。こちらは帰りに利用しようと思います。

イメージ 4

イメージ 3

さすが世界遺産、9時過ぎとは思えないほどの観光客で既に賑わっていました。その後も続々とフェリーから観光客が吐き出されてきます。

戦国大名毛利元就ゆかりの厳島合戦跡の案内板。

イメージ 5

お次は平清盛公。

イメージ 6

活躍した時代こそ違えど『厳島神社』といえばやっぱりこの2人を置いて他にはいないでしょう。歴史好きな私としては、本当に有名な歴史上の舞台に来たのだと、感慨深いものがあります。

続いて日本三景の碑。

イメージ 7

松島天橋立と並ぶ日本三景の1つで、私はまだ他の2つにも行ったことはありません。ぜひ近いうちに訪問し、完全制覇を成し遂げたいと思います。余談ですが日本三景にならって新たに日本新三景というのも選定され、その中には私の地元静岡市清水区三保の松原が選ばれています。私としては幼少の頃から馴染み深く、高校の頃には部活や体育の授業で松原周辺の砂浜をマラソンしていたほどで、『こんなものが日本新三景?』と疑問すら抱いていたのですが、さらに最近になって富士山を構成する景観の一部として世界文化遺産にも選定されてしまい、余計に驚いてしまっているところです。今となっては地域の自慢として誇らしい気持ちが大きいですが、地元住民の気持ちしては案外こんな物なのかもしれません。この日本新三景、残り2つは北海道大沼大分耶馬溪で、当然のことながらこちらも未訪問となっており、いずれは完全制覇を目指したいなと思っています。

日本三景のうち、唯一の世界遺産である宮島厳島神社。他の2箇所も世界遺産に推薦したいという動きはあるようです。

イメージ 8

なかなか面白いアングルの1枚。

イメージ 9

中心には大鳥居が見えますが、やはり正面からの方が美しいですね・・・

そしてなんといっても宮島と言えば鹿。

イメージ 10

イメージ 11

近付いてもまったく人を恐れることはなく、自由気ままに悠然と歩いています。調べてみると島全体にはおよそ300~500頭ほどの鹿がおり、すべて『野生』とのこと。

イメージ 12

イメージ 13

船着き場から本殿までは少し距離があり、だんだんと近付いてくるこの感じがなんとも心地よい高揚感を演出してくれます。これが着いてすぐ本殿となったら、便利ではありますが呆気なく感じてしまうことでしょう。

イメージ 14

宮島のシンボルとして有名な『朱の大鳥居』の近くまでやってきました。その高さは約16.6mで棟の長さは24.2m、そして総重量は約60tと想像以上に大きく、その威厳に圧倒されます。

イメージ 15

宮島に到着後およそ30分が経過、ゆっくり写真を撮りながら来たので思いのほか時間を食ってしまいました。ここでようやく参拝開始となります。