11月14日(水)

今日はこの旅最大の目的である宮島厳島神社へ向かう日です。午前6時に起床し昨夜買っておいたパンで軽い朝食後、身支度を整え7時過ぎにチェックアウト。予報通り天候は快晴、最高の行楽日和となりました。

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一晩お世話になったホテルに別れを告げ、広島駅へ向かいます。フロントに尋ねると徒歩でもじゅうぶん行ける距離とのこと。朝のひんやりとした空気の中市街地を抜け駅を目指します。

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広島市は一大観光地ですが、人口110万を誇る県庁所在地であり中国地方の中心都市でもあります。この時間歩いているのはスーツ姿のサラリーマンやOLがほとんどで、私のようなラフな私服姿の観光客は場違いな感じがしてきます。そんな中を15分ほど歩き無事広島駅に到着です。

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変則の4面3線のホームにはひっきりなしに電車が到着し、多くの乗客を吐き出していきます。

7時32分発の広電宮島口行きに乗り、宮島を目指します。私は問題なく着席できましたがほぼ満席の状態がずっと続き、広電西広島(己斐)までの路面電車区間は乗り降りもかなり激しく、需要の高さがうかがえます。車内もこの時間帯は観光客風の姿はほとんど見られず、都会の日常の通勤風景といった感じです。

鉄道線区間に入ると、同じ車両であるのが信じられないくらいの見違えるような速さで快走し、広電廿日市駅を過ぎる頃には車内もだいぶ空席が目立つようになりました。正直もっと多くの乗客が終点まで乗り通すかと思っていたのですが、これは意外でした。恐らく遠方からの観光客は、速度的に有利なJRでの来訪が多いのでしょう。

ほぼ定刻通りの8時45分頃に、終点広電宮島口駅に到着。

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JR山陽本線宮島口駅と近接し、双方とも宮島観光の玄関口として機能しています。ここでフェリーへと乗り継ぎ、いよいよ念願の宮島へと渡ります。

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写真からも見て取れるように、ここまでのアクセス同様宮島への航路もJR宮島フェリー広島電鉄グループの宮島松大汽船の2つがあります。宮島松大汽船も利用可能な広島電鉄の1日乗車乗船券を持つ私としては、往復ともにそちらを利用するのが余計な出費がかからず良いのですが、『乗り物好き』の私としては2つの航路がある以上往復で経路を変えるのが常道です。しかもJR側では大きく『大鳥居に大接近!!』とアピールしているではありませんか。見事これに釣られた私は迷いなく往路にJR宮島フェリーを選択、早速きっぷを購入し乗船口に向かいます。

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絵になる2人・・・

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到着したフェリーからクルマが吐き出され、ついで乗客の下船が完了すると我々も乗船開始となります。

船からの港風景。雲こそ少しありますが快晴となり、風も穏やかで本当に良かったと思います。

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定刻9時10分出航、およそ10分ほどの短い船旅が始まります。