満腹になりイオン多気を出発します。
国道42号線から368号線に入り、30分ほどで道の駅茶倉駅に到着。

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規模はそれほど大きくなく、こじんまりとした道の駅で訪問客も少なく閑散としています。ただ、高台に位置するここから見下ろす風景には素晴らしいものがありました。

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『THE・田舎』といった感じでしょうか。
10分ほどの滞在で次の目的地道の駅飯高駅へ向かいます。

国道166号線を通り、飯高駅には13時過ぎに到着です。

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先ほどの茶倉駅とは違い、広々としてかなりの賑わいがありました。

そういえば地図を見ていて不思議に思ったのですが、なぜか全国に数多ある道の駅の中で、この2つの道の駅のみ『○○駅』と鉄道の駅のような名称が付いています。何かしらの意味があるのでしょうが、少し気になるところです。

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道の駅に隣接して、松阪市飯高地域振興局の建物と謎のモニュメントがありました。それにしてもこんな山奥まで松阪市内とは・・・恐るべし平成の大合併・・・

早起きのせいで寝不足もありだいぶお疲れ気味ですが、日の長いこの季節、まだまだ時間はたっぷりあります。時間は有効に使わなければなりません。

次はお隣津市にある道の駅美杉へ向かう予定なのですが、この両駅の間は直線距離は10kmも離れていないものの、峠越えの為今来た道を茶倉駅まで引き返し迂回する必要があります。しかしこの峠道(国道368号線)、私が今まで通ってきた道の中でも1,2を争うほどの険しい道で、まさに『酷道』と呼ぶにふさわしいものでした。持参した地図には『道幅狭くタイトなコーナーが続く』と簡潔に記載されているのみで、完全に甘く見ていました。写真を撮る余裕もなく、上手く説明も出来ませんが、とにかくもう2度と通りたくないというのが正直な感想です。

なんとか険しい峠道を抜け、目的の道の駅美杉には13時半の到着。
ここまで来れば山間ではあるものの道幅は広く周囲も開けており、ウグイスなどのさえずりも聞こえ、気持ちに余裕が出てきます。

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現在の所在地こそ津市内ではあるものの、合併前までは一志郡美杉村だったところで、奈良県境までは数キロしか離れておらず、さすがに閑散とした雰囲気が漂っていました。

以上で三重県内のこの地域の道の駅はすべて訪問、残す未訪問駅は別地域の為次回以降に回す予定ですが、あと少し進んだところにもう1か所、奈良県に入ってすぐのところにある道の駅伊勢本街道御杖を訪ねたいと思います。

道の駅美杉を出て国道368号線を進んでいくと、『伊勢奥津駅』と書かれた標識が出てきました。この駅は明日乗車予定の名松線の終点で、立ち寄ってみようかと少し興味を惹かれましたが、楽しみは明日に回すということでそのまま素通りし、県境を越えわずか20分足らずで道の駅伊勢本街道御杖に到着です。

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国道368号線369号線の交点に位置し、意外と言っては失礼ですが周囲はとても開けており、多くの利用客で賑わっていました。

奈良県を代表するこの人も、私を温かく出迎えてくれたようです。

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そしてニュ-フェイスのアイドルも。

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御杖(みつえ)村をもじって『つえみちゃん』とのこと。
ここ最近は、全国各地でゆるキャラが林立し過ぎていささか食傷気味ですが、少しでも観光などに役立てようと必死なのには理解は出来るかなとは思います。

さて、そろそろ今夜の宿泊地である松阪駅前へと向かわなければなりません。ここ伊勢本街道御杖でもいつもの儀式(記念きっぷ購入・GPS登録・写真撮影)を済ませ、松阪駅に向け出発します。