6月14日(火)

今月から復帰した仕事にもだんだんと慣れ、体力的にも精神的にもだいぶ余裕が出てきたこの日、公休を利用し今年(2016年)2月に新規開通した新東名浜松いなさJCT豊田東JCT間を走ってきました。本当はもっと早くに走ってみたかったのですが、仕事の都合や自身の体調の問題も重なり、開通から4か月も経ったこの日の決行となってしまいました。

梅雨時らしく小雨混じりのあいにくの空模様の中、午前9時に静岡市清水区の自宅を出発。新規開通区間は浜松いなさ以西ですが、自宅からのアクセスがしやすい藤枝岡部ICから新東名に入ることにします。

途中掛川PAにてトイレのため小休止、この天候のせいかとても閑散としていて寂しい限りです。

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小用を済ませ掛川PAを10時に出発、浜松いなさJCTを越えいよいよ新規開通区間へと入ります。

静岡県内の既存区間とは異なり、路肩は狭くトンネル内も非常に圧迫感を感じ、なんとなく規格が下がったような印象を受けました。

10時半過ぎに最初の目的地である長篠設楽原PAに到着。

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1575年に織田・徳川連合軍武田勝頼軍を完膚なきまでに叩きのめしたと伝えられる長篠の合戦が行われた地にほど近い場所に位置し、外観から内装まで戦国時代を全面に押し出した施設となっていました。

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自販機までも絵巻物調で、なかなかの凝りようだなと感心させられました。

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施設内には合戦の詳細を記した看板や、武田軍の騎馬隊を防いだと言われる馬防柵も再現されています。

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駐車場からは、戦場となった地を見下ろすことが出来ました。この地で当時戦国最強と謳われていた武田軍が壊滅したかと思うと、感慨深いものがあります。
ここでようやく雨も上がり、少しではありますが薄日が差してきました。

30分ほどの滞在で次の岡崎SAを目指し再び出発、11時過ぎに無事到着です。

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東名高速浜名湖SAなどと同じく上下集約型のSAで、先ほどの長篠設楽ヶ原PAとは違い、平日の昼間にも関わらずとても混雑していました。

館内ではこの地に所縁のある徳川氏に関連する土産物を始め、八丁味噌などの地元グルメも数多く売られており、いろいろ食指をそそられましたが結局何も買わずに退散。休職期間明けで、安定した収入が継続して入るのはまだしばらく先のためここは我慢して節約です。

当初の予定では昼食はここで済まそうと考えていましたが、想像以上の混雑のためゆっくり出来そうもありません。仕方なく空腹のまま出発し、豊田東豊田の各JCTを超え東名高速に入り、岡崎ICで流出した後はイオン岡崎にて昼食を兼ねた買い物をし静岡へと帰りました。

今回初めて新東名の新規開通区間を走破しましたが、前述のとおり路面こそキレイで走りやすいものの、設備面に関しては残念ながら安普請のような印象を受けました。
とはいえ複数のルートが選択できることは、観光面のみならず、防災など様々な面からみてもとても良いことだと思います。

次にここを走るのはいつになるか・・・
行ってみたい場所は日本全国に山ほどあり、そう遠くない将来にぜひこの新東名を使い、また出掛けてみたいと考えています。