中山道69宿のうち42番目の宿場町である妻籠宿は、お隣の岐阜県中津川市にある馬籠宿とともに、木曽路を代表する観光名所になっています。

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伝統的な街並みや当時の建物が保存されており、古き良き日本の風景というと大袈裟かもしれませんが、そう言ってもおかしくないくらいに非常に美しく、そしてなぜか懐かしい気持ちにさせてくれます。

散策するには道幅もちょうどよく、週末ということもあり家族連れや外国人の方々も含め、とても多くの観光客で賑わっていました。

1997年(平成9年)に統廃合により廃校となってしまった旧妻籠小学校があるということでそちらにも足を延ばしてみます。

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歴史を感じさせる立派な木造の校舎です。
校内で何やらイベントをやっていたようですが、家族向けのものだったようでアラフォー2人組では少々場違いに感じ、早めに退散します。

宿場側へと戻り、再び散策。

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郵便資料館や本陣・脇本陣跡を一通り見物します。

空腹でもあり、どこかで昼食にしようかと看板を眺めると、徒歩15分ほどの距離に妻籠城という山城跡があることが分かりました。ちょうど昼時ということで食事処はどこも混雑が予想されるため、それを避けるべく時間をずらす意味も兼ね、先にその妻籠城址を訪ねてみることにしました。

どんどん人気がなくなってくる細い道をひたすら歩いていくと、ようやく『妻籠城址』と書かれた看板を発見。

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さらに先へ進みます。
急な坂道を登り切った先に視界が開け、山頂に到着です。

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意外なことに外国人の先客がいました。
妻籠宿を散策中迷い込んだのでしょうか?
遺構はほとんど残っていませんが、山頂から見下ろす景色はとても素晴らしいものでした。

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少し休憩した後、道を引き返し妻籠宿へと戻ります。

予定外の山登りになり非常に空腹で、さあ昼食だ!と思いいろいろ店を探しますが、蕎麦や五平餅をなどの地元の名物を扱う店ばかりでガッツリ系はあまり期待できません。結局その中の一軒に入りとろろ蕎麦と五平餅で遅めの昼食。

思いのほか長時間の滞在になりましたが、以上で妻籠宿散策は終了。
普通の観光客だればこれからお隣馬籠宿へと足を延ばすでしょうが、我々はそんなありきたりなことはしません。

次は岐阜県中津川市にある山城『苗木城』へと向かうことにします。