5月28日(土)

休職期間最後の週末となったこの日、このブログにもたびたび登場している長野県在住の友人と都合を合わせ、長野県南木曽町にある中山道妻籠宿と、岐阜県東濃地方の山城を巡ってきました。山城ということでかなり歩き回って体力的には少々キツイものがありましたが、充実した良い日帰り旅になったと思います。

AM6時過ぎに静岡市清水区の自宅を出発、まずは待ち合わせ場所である木曽町開田高原にある友人宅を目指します。

毎度おなじみの国道52号線を北上し、これまたおなじみの道の駅とみざわにて小休止。

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なぜか道中は微妙に混雑しており、朝から若干のストレスがたまります。
ただ幸いなことに天候はうす曇りで、日差しこそありませんがどうやら雨の心配はなさそうです。

道の駅とみざわを出ておよそ1時間後、2017年度開通に向け中部横断道の建設工事真っ最中の増穂ICから高速に入ります。いつもであれば節約のため、可能な限り一般道を走るのですが、今日はこの先予定が詰まっているので仕方なしに高速を使うことにします。まぁ土曜日ということでETC割引があるので多少の節約にはなりますが・・・ それにしても数年前までは土日祝日は半額だったのにと思うと痛い出費です。

双葉JCTから中央自動車道に入り、途中八ヶ岳PAにて2度目の休憩。

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長野方面へ向かうと思われる多くの行楽客でPA内はかなり混雑していました。標高が高いせいか静岡よりかなり涼しく、肌寒ささえ覚えます。今回私は半袖Tシャツ一枚で来たため、これから行く長野県内の気温が少々心配ですが、トイレのみを済ませ先を急ぎます。

木曽町最寄りの伊那ICで高速を降り開田高原を目指しますが、最寄りといってもその距離およそ50km、中央アルプスとも呼ばれる木曽山脈を貫く全長4,467mもの権兵衛トンネルを抜け、ここからさらに1時間ほどかかります。

木曽町開田高原にある友人宅には10時半に到着、4時間半もの長い道のりでした。

合流後まずは、南木曽町にある中山道の宿場町妻籠宿へ向かいますが、その前に木曽福島駅に立ち寄り駅舎の撮影。ちなみにこの友人は『テツ』の要素は全く持ち合わせておらず、喜んで駅舎を撮影している私を偏見の眼差しで見つめていました。

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旧字体で『木曽福島驛』と書かれた木造の駅舎が特徴です。
木曽福島町、というより木曽地方の中心駅で観光の拠点にもなっており、特急しなのを始めとする全列車が停車します。我々が訪れた時ちょうど木曽福島着11時26分の特急しなの7号長野行きが到着し、多くの観光客が改札から出てくるところでした。
駅前には観光案内所を始め土産物店なども軒を連ねており、地元の銘酒『七笑』や名産の蕎麦や五平餅を売っていました。

個人的にはもう少しのんびり滞在していてもよかったのですが、ここ木曽福島駅は本来の目的の場所ではありません。適当に切り上げ、40kmほど離れた妻籠宿へ向け出発します。

国道19号線をひたすら南下し、南木曽町にある妻籠宿には12時過ぎの到着。

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駐車場にクルマを停め、川を越え妻籠宿に入ると、一気に江戸時代にタイムスリップしたかのような街並みが広がっていました。