ご無沙汰しております。

最大10連休とも言われたゴールデンウィークも終わり、なんとなく世間がまったりムードになりつつあった5月11日から13日にかけて、2泊3日で群馬栃木茨城のいわゆる北関東3県を巡る旅をしてきました。

実は10年以上前からの持病が悪化してしまい、先月中旬から2週間ほど入院していたのですが、無事退院もしてしばらくは大事を取って仕事も休めることになり、気分転換とリハビリを兼ねて久々の旅となりました。

計画にあたりどこに行こうかいろいろ迷いましたが、2014年10月までの2年間を過ごした埼玉県本庄市を含む北関東を巡ってみることにしました。思い出の地もいくつか辿り、充実した3日間になったと思います。

5月11日(水)7時30分、静岡市清水区の自宅を出発です。
病み上がりということで体力的な不安や天候面の心配などもありましたが、今夜の宿泊先である群馬県前橋市に向かいます。

天気はあいにくの雨模様・・・
予報では午後に向かって回復していくとのことですが、今のところ風も強く吹いており道路も少々渋滞気味で、なんとなく憂鬱な気分のままの旅の始まりです。

さて、静岡から前橋へのルートは2年前に開通した圏央道を通り、関越道へと出るのが一般的ですが、一風変わったルートを旨とする私はまず国道52号線を北上、その後国道140号線を通り山梨県埼玉県秩父地方を繋ぐ、雁坂トンネルを経由して前橋へと向かうことにしました。

出発してから約1時間後、トイレ休憩のため道の駅とみざわに立ち寄ります。

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シンボル?とも言える大きなタケノコがお出迎え。
高さは13.5mもあり、いつ見てもその異様さに驚かされます。

すぐに出発し先を急ぎます。
身延町のあたりを走っていると雨が上がり薄日が差してきました。

国道140号線に入り道の駅とよとみで2度目のトイレ休憩。

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写真からも分かりますが中央市って・・・
なんとも安直な自治体名を付けたものだと思います。2006年に中巨摩郡玉穂町田富町、そして東八代郡豊富村の2町1村が合併して発足し、確かに山梨県の中央に位置してはいるのですが、もっと他に適切な名称が無かったのでしょうか。それぞれやむにやまれぬ事情などはあるのでしょうが、平成の大合併によってこのような自治体名が各地に誕生したことは、私としてはとても残念に思います。

道の駅とよとみを出発すると、だんだんと交通量が増えていき甲府市内に入ります。
また小雨がぱらついてきました。

秩父方面へと抜ける国道140号線を進み、山が深くなるにつれ雨も激しさを増していきます。一般国道の山岳トンネルとしては日本一の長さを誇る雁坂トンネル(全長6.6km)の手前にある道の駅みとみに着く頃には土砂降りになってしまいました。

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トイレ休憩にと立ち寄りましたが平日の、しかもこの天気ということでとても閑散としていました。

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ここには過去何度か立ち寄ったことがあるのですが、戦国時代にこの地を支配した武田家の家紋をモチーフにしたモニュメントがあることに初めて気付きました。なかなかカッコいいデザインで思わず撮影。

雁坂トンネルを抜け埼玉県に入ると今度は延々と下り坂が続きます。心配された雨も小降りになりつつあり、一安心です。

途中国道から少しそれたところに秩父鉄道の終点三峰口駅があり、せっかくなので少々寄り道することにしました。

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趣のある駅舎と広い構内が特徴です。

東武伊勢崎線羽生駅から熊谷駅を経由し、この三峰口駅までの71.7kmを結ぶ秩父鉄道は、SLパレオエクスプレスを運行するなど非常に人気のある路線となっています。私は数年前に一部区間(羽生寄居間)を乗車したのみで、近いうちに未乗区間であるここ三峰口駅まで、今度は鉄道に乗り訪れたいと思います。

現在時刻は正午過ぎ、空腹感を覚えますがこの辺りには特に食事出来そうな場所はなさそうなので、ひとまず先を急ぎます。
三峰口駅を出発し、目指すは道の駅両神温泉薬師の湯。そこで食事にありつければいいのですが・・・