息子☆

「僕がおじいちゃんになって、死んだらまた生まれて来るんだよね?」
「来るよ」
「僕が死んだら、誰かがすぐに生まれて来る?」
「そ~ゆ~ことではない」
「順番こ?」
「順番こではない」
「ぢゃあ、いつ生まれるの?」
「自分で生まれたい時を決めて、自分で生まれて来る」
「ぢゃあ、お父さん、もう生まれて来てる?」
「そんなに早くは生まれて来ない。まだ天国で勉強中だと思うよ」
「ぢゃあ、いつ生まれて来るの?」
「ん~どうかなあ?100年位は天国にいるかも」


そこでお母さんはしばし考えた。

本人は急に死んだから、
拍子抜けしたはずだ。

時折、
死にたい、もうこんな世の中イヤだ、
一生分の苦労もした。
もう帰りたい。

とほざいていたから、まだ当分は向こうにいるはず。



しかしながら、
伝道バリバリやりたい人だったから、

地上で嫁さんがちんたらちんたらやってるのを見て、
ギリギリ歯ぎしりしてるかもしれない。

「そやね。お父さんは気が短い人やったから、
意外と早く生まれて来るかもしれないね~」

阪神の震災で亡くなった方の中には、
やりたいことがあって、早く生まれ変わってくる人もいると総裁先生ゆってたもんね。


あ~私が若かったら、
産んであげるんだが。

総裁先生の近くにいたいだろうし、
同じ時代に、こちらでお手伝いしたいだろうし。

ふふふドキドキ