【コーチ】可能性を広げる | 川崎フロンターレ カテゴリーコーチ オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは。育成プロジェクトグループコーチの藤原です。
夏が過ぎ、朝晩と肌寒い日も増えてきておりますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

現在、川崎市内では5年生・6年生ともに市内の公式戦を行っており、まもなく終盤、チャンピオンが決定します。
夏に積み上げてきたものが成果としてあらわれた“チーム”とそうでない“チーム”、明暗が分かれたようですがそれは“チーム”だけではありません。
“個人1人1人”も明らかな成長の差を感じます。
私は川崎市のトレセン(選抜)スタッフを担っておりますが、例年、この秋口になるとトレセンに選ばれていない選手たちの成長を感じます。
「選手はいつ伸びる(成長する)のか?」「早熟?」「晩熟?」・・・よく耳にする言葉です。
指導者は選手の将来をイメージして指導にあたるべきもので、選手がどのタイミングで成長するか予測する力を備えていなければなりません。
ただし、どうしてもこの年代は変化の激しい年代でいつ成長するか明確に捉えられない年代。
身体のサイズがグンっと大きくなる、足が速くなるなど身体的変化によっても変わりますし、論理的思考能力が身につき始め、その結果プレーが整理されより良い発揮につながっていったりと、要因はさまざまで、変化、成長していきます。
今まで目立たなかった選手が台頭してきます。

「選手の可能性は無限大」

本当にそう思います。
選手たち1人1人には無限の可能性があり、その成長速度は十人十色。
小学生時代に芽がでる選手もいれば、中学生になってから、はたまた高校生になってから活躍する選手もおります。
先に述べましたが、指導者には選手がどのタイミングで成長してくるか予測する力が必要です。
ただし、それ以上に大事なことは、いつ芽がでてきてもいいようにその年代で必要なことを的確にアプローチしていく力です。

現在、川崎アカデミープロジェクト強化・育成部会の中で、今後予定しております市内各区の指導者講習会に向けて、4種(小学生)年代~2種(高校生)年代の指導者が集い研修を行っております。

“選手を変えるのは指導者”
“指導者が変わらなければ選手は変わらない”

この考えのもと、“選手たち1人1人の可能性を少しでも広げられるように”これからも精進していきたいと思います!

育成プロジェクトグループコーチ 藤原