ダノンネーションズカップ2011 IN Madrid② | 川崎フロンターレ カテゴリーコーチ オフィシャルブログ Powered by Ameba

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皆様、あけましておめでとうございます[E:fuji]

川崎フロンターレの髙﨑です[E:pencil]
長らくお待たせしました。
ダノンカップ日本大会編に次ぐ、
世界大会編になります。


ワーワーワー! パチパチパチ!
となってませんか?

「遅すぎる!」というお叱りを受けて書いています・・・
すいません[E:coldsweats01]

というわけで本編に入りたいと思います。 

日本大会が934日に終わり日本代表としての
出場が決まってからは、バタバタしていました。

パスポートの申請、登録、そしてチームの強化など。
やることがたくさん。

何せ、出発が105日なのです。
あっという間に、出発当日を迎えました。
準備は大丈夫か?という不安がありましたが、
スペインに着いてからの選手の状態次第かな
と思っていたところもありました。

ちょっとだけ、前回も世界に行っていた
というのもあったもので…[E:wobbly]

105日早朝5(早っ!)に武蔵中原駅前にある
富士通の川崎工場を出発です[E:bus]

小雨の降る中、保護者の方も見送り、
観戦に行く人は、バスに同乗し、さあ出発です。
いつも安全運転でトップ選手やアカデミーの選手たちを
試合会場まで連れて行ってくれる運転手の小泉さん。
選手全員で小泉さんにいつもの
「安全運転で宜しくお願いします!」と挨拶をして、乗り込み。

見送っていただいた保護者に
「いってきまーす!」と元気に川崎を出発しました。

最初は、興奮していた選手ですが…、
朝が早すぎて「グーグー」と寝ていました()
昨年は、出発したと同時に
忘れ物が発覚した(楠本コーチ[E:dog])のですが、
今年は、「大丈夫です。全てOK!」と言っていました~[E:coldsweats01]

私はというと、スペインのサッカーを考えるだけで、
興奮していて、「寝れないなあ~」と思っていたのですが…。
とまあ、気付いたら成田空港に着いていました~。
やはり、睡魔には勝てません。
たっぷり寝ていたようです。
成田へ到着後は、チケットカウンターを確認して、
それから結団式まで自由行動になりました。

選手は、各自成田空港を探索していたようです。
初めての海外の選手もいて、キョロキョロ。
たくさんの外国人を不思議そうに見ている選手。
全てが良い経験になっているんだろうなあと
思って見ていました。

私らスタッフもちょっと朝食を取りにぶらぶら。
かなりの時間があったのですが、
あっという間に過ぎていった感じがしました[E:flair]

選手たちも暇そうながらも
何か落ち着かない感じで過ごしたようです。
さあ、今回帯同してくれるダノンの女性スタッフのNさん、
Mさんも集まり、結団式へ。

そして、今回は、さらにテレビカメラも回っています。
以前に放送されました
[FOOT×BRAIN]の取材陣も一緒に同行です。
皆様、宜しくお願いします!!」
そして恒例のみんなで、写真を撮り、いざ、搭乗口へ。
パスポートをだして、液体は別にして、カメラは…。

選手たちはてんやわんや。
わかっていたのですが、それを見るのがおかしいので
黙っていました。
そして、金属探知をくぐる時のドキドキした顔。
いや~楽しいですね。
「鳴るの鳴らないの」という緊張感が、伝わってきます[E:smile]

全員通過かなと思ったが、いました~。
「キンコーン」とその選手は、「やばいどうしよう!」とまあ、
それも対応を見て楽しんでいる
意地悪なスタッフでした(ごめん[E:bleah])

また、荷物でも検査に引っ掛かる選手。
これは、え~と思いました。みんなで確認したのに~。
液体を入れているのを忘れていたとのこと。
「ふ~、もう頑張れ!」というしかない状況でした。
そんなこんなで、「もうすぐ、飛行機に乗れる」という、
何か遊園地の乗り物に乗るような雰囲気を
選手たちから感じたのは、私だけ!?というわけで、
飛行機へ。

「いや~、今年は何があるのかな~」
いよいよ、離陸。
座席は、私の横は、楠本コーチ[E:dog]
近くに選手はいるものの。大人しい。
顔は、「ちょー緊張![E:coldsweats02]」と、「楽しそう![E:happy02]」の2つ。

いつ見ても面白いですね~。今回のマドリッドまでの経路は、
直行便がないため、ロンドン経由マドリッド行き。
トランジット含めて合計18時間半の長旅です。
東京からロンドンまで11時間30分、
ロンドンからマドリッド2時間。

あれっ?・・・・・・・待ち時間が5時間かい!
と思わず突っ込んでしまいたくなる時間[E:clock]
ですが、後ほどそれほど待つことがないことが
判明したのです。と、無事に飛行機は離陸しました。
選手たちは、早速、ゲームをしたり、映画を見たり忙しそう。
特に騒々しくなることもなく、
良い子を演じてくれている様です()
私もここぞとばかりに映画三昧。
本当に普段見ないのでここぞとばかりに見ていました()
今回の中では、
「プリンセス トヨトミ」(アルファベット表記かな?)
が面白かった~[E:lovely]
へ~という感じです。

他にも面白いのがたくさんありましたが、
タイトルが出てこない[E:weep]
情けない記憶力ですいません。

とかしているうちに、食事時間[E:restaurant]どんな混乱が…。
選手たちを見ると、以外と冷静に対応しているようです。
と思っていたのですが、無難な聞いたことがある単語で
メニューを決めていたようです。
「チャレンジすれば…」という声があった気がします。
私らからしてもちょっと残念でした。
食事後は、寝るかなと思ったものの、
ちょっと寝ては起きてゲーム、映画。
とあまり寝てない様子。
気になったものの、いずれ寝るかな?
と思って見ていました。
が、寝ても寝ても眠りが浅く、
どうやらあまり眠れていなかったようです[E:think]

「こんなに繊細?だったか~」と感じたことが
あとで痛い思いをすることになってしまいます。

そうこうしているうちに、ロンドンへ到着しました~[E:rock]
ヒースロー空港へ。
一安心する間もなく、税関へ、
選手たちはまたまたドキドキ。
無事全員が通過し、
「さあ、移動しましょう」となって移動ですが、
ここからがとんでもなく大変とは露知らず[E:sad]
まずはバスに乗って10分、
「次は歩いて電車?まで移動?」
頭は???。
どうして、電車?とにかく電車に乗り込み、25分。
また、歩いて移動、10分。
何だかんだで、1時間近くかかって、
ヒースロー空港の待合場所。

「いや~こんなに大きかったのか~」
私もむか~しむかし、
1回だけヒースローに来たことがあったはずですが、
これほどとは思いもよりませんでした~。
先ほど、トランジットが長いと書きましたが、
5時間あって良かったです。
これらからマドリッドへの飛行機に乗る搭乗口まで、
また1時間近くかかるかと思うと…。
選手のゆっくりな行動を見ていると
これくらい余力があった方が
何かと良かったと思いました~[E:crying]

次の出発までの間は、
団体での行動を義務付け自由行動にしました。

「チャレンジ」

とテーマにして頑張れ~[E:paper]と送り出しました。
どうなるのかな~楽しみです。
私は、取材陣と共に、食事へ行って、
サッカー談議に花を咲かせているうちに
あっという間に、出発時間になりました。
サッカーの話、指導の話、社会の話など
ためになることばかりでした。

凄く勉強になる有意義な時間を
過ごさせていただきました。
選手たちは、「これを買いました!」とか、
「こんなこと聞きました!」とか、
何かとチャレンジしたようです。
良い経験ですよね~[E:confident]
ちなみに買ったのは、良く分からないドリンクなどでした[E:coldsweats01]
これも見ていて、面白いですよ。
「さあ、搭乗口へ行こう!」とは言うものの、
まるで行き方が良く分かってない。
何番ゲートは?
歩くこと10分、また電車。
25分乗って、また歩いて10分くらい、
そしてバスに揺られて10分。
またまた1時間くらいかけて、
飛行機に乗り込みました。本当に広い!!

川崎を5時に出発して、
ロンドン時間は、2145分くらい。
16時間を経過していました~[E:sweat01]
このロンドンから2時間くらいでマドリッドです。
さすがに選手たちは、眠くて眠くて
乗った瞬間爆睡でした~[E:sleepy]
(本当は、宿で寝れないかと思い
「寝ないように」としたのですが、ダメでした)

私は、本を読んだりして、満喫した時間を過ごしました~。
いや~、普段こんなに時間がないのでありがたいです。
ここからは、あっという間の「マドリッド!!!」
ついに「キターーーーーーー[E:sign03]世界一の国へ」
もうワクワクして興奮しました。

・・・・・となっているのは、私だけ?
選手は、眠くて眠くてたまらない様子。
「早く休みたい」オーラ全開です[E:catface]

まあ、あとちょっとで荷物を受け取ったら
ホテルへとなるはずが…。
待てど暮らせど、荷物が出てこない。
30分くらいたって、アナウンス。
「荷物の出てくるところを変更します」、
「え~[E:sign02]」

時間は、現地時間でも夜中の0時を回っていました[E:sweat02]
日本時間は、朝6時(サマータイム)になります。
さすがに、選手は疲労困憊。

それでも、ここは日本ではありません。
ボーっとしていると
荷物はどこかへ消えてしまう可能性があります。

「ビシッとしよう!日本とは違って、
あっという間に荷物がなくなるぞ!」と。

そうなると人の本能が起きだすのか、
何とか気力を出して、行動しようとしていました。
やっとのことで全員分の荷物を受け取り、
待っているバスに乗り込むころには、
夜中の1時近く、日本時間では、朝の8時。
いやーさすがに眠い。
ですが、ホテルに着いてやることがあります。
(明日?今日?は、朝食後にマドリッド観光が待っています。)
チーム荷物の担当とウェア類、
ユニホームの分配が待っています。
これが終らないと休めないのです。

ホテルに向かう途中の風景は、何にもわかりません。
どこをどう走っているのか。気付けば、ホテルに到着。
このホテルは、40カ国の全チームが宿泊するホテル。
各チーム20人くらい(各部屋2)。つまり800人。
プラス、スタッフ100人。
それから一般客。
「えーーー」。
余裕の1000人超えます。

「このホテル、どんだけ大きいんや~[E:wobbly]」
何てことを言いながら、マドリッドの空気を
感じようとしていました。

そして、見るからにイカツイSPに「オラ[E:sun]」(挨拶)と元気?
に挨拶をしながらホテル内へ。
そして、やっーーーとチェックイン。
さらに、怒涛の荷物配り!!!
「うりゃ、うりゃ!」と頑張ってやったものの…。
「じゃあ、明日は730分起床ね~」
「わかりました~、おやすみなさい!」
というやりとりをし、各部屋に分かれました。

この時、すでに2時過ぎ(日本時間9時)でした[E:sad]
そこで、思い出したのが、
飛行機であまり寝てないということでした。

例年の選手たちは、飛行機の中は爆睡。
食事もそこそこに寝ている選手が多かったので、
かなり疲労はとれている感じだったのですが、今回は。
「おい。クス!(楠本コーチ[E:dog]の愛称です)
やばいかも!あいつら飛行機であまり寝てないから、
コンディションがあまり良くないかもしれない。」

とは言っても子供だから、ちょっと寝れば、回復するかな?
何て楽観視している部分もありました。
とにかく、今大会をどうするか話をして、
4時くらいに寝ました[E:sleepy]

③へ続く!

U-12監督 高崎 康嗣[E:pencil]