おい、きゅーぼー。
キリンってよ英語で何て言うんだ？
ジラフです。
giraffe
それでな、ダヴィンチの進化論あんだろ。
ねーっすよ。
ダーウィンの進化論っす。
キリンの先祖は首が短かったけど、
高い所の食べるために、
だんだん伸びたってゆーけどよ、
首の長さが中ぐらいの
キリンの化石ってあるんか？
・・・
だんだん伸びたんじゃなくて、
いきなり首の長ぇーキリンが生まれて、
その子孫が生き残ったつーのはダメか？
こんなネタでロクさんは女の子たちと盛り上がったらしい。
ロクさんはやっぱり視点が違うから笑える。
例えば、未開拓の地に戦闘機が落ちたとする。
パイロットは緊急脱出。
軍が上空から探すが捜索打切り。
やがてパイロットは現地の人に発見されて連れて行かれる。
ところが長老やその部族に神として崇（あが）められる
なぜか？
そりゃーいつも空飛んでて、
そこからわが部族のために降りてきたって思うだろ。
その部族の壁画にはいつも空を飛んでる絵が描かれている。
パイロットのヘルメット姿や酸素マスク姿、
壁画には宇宙人の様に描かれている。
やがてパイロットは知識と知恵を伝授する。
その部族は高度な技術と計算などを使えるようになる。
しかし残念ながらそこに現代科学に必要な機材などがない。
すべて人力作業ということになる。
何千年も昔によくこんなの建てたよな。
って驚くけど、
ロクさんは
この部族があと二千年も世代交代すれば、
現代の社会と一緒ぐらいになってんじゃねーの、だって。
SF映画なら偶然ありそーだけど。
偶然といえば、
あれぇ？
みーちゃん？
うそぉ！
ゆーちゃん？
わ～久しぶりー！
っていう偶然の再会ってあるよね。
ロクさんには持論があるらしい。
この条件は
同じ時間に
同じ場所で
同じ時間を過ごした人が
同時に居なければ実現しない。
信号一つ時間がズレても、
通りが一本ズレていても再会は実現しない。
偶然昨日の予定を今日にしたり、
偶然道を間違えてこっちに来たら
再会したなんて、
確率的には物凄い低いんじゃねーの？
宝くじに当たるよりも低いかもね。
つまりこんな偶然の再会に非常に近い状況に、
実はみんな毎日遭遇してるんだろうな、だって。
いつもより少しだけ上を向いて歩こう。
いつもより少しだけ周囲を見回してみよう。
そう、宝くじって言えば、
もし最初から当選番号がわかってたらどうする？
探そーって思うよね？
でも、全国のどの売り場の
どの山の中にあるんだろ？
だから、方位学とか風水学、九星なんかも
科学で説明できないような部分ってあるんだろうな。
でもロクさんは視点が違う。
占い的なものは当たった人はもっと信じるし、
当たらない人はもっと深みにハマる。
最後は占い師の経験と話術がすべてだ。
あなたには、水のトラブルが出てますね？
こう切り出されたら誰でも思い当たる。
キッチンの水の出が悪い、からはじまって、
散歩中、水をかけられた。
テーブルの水をひっくり返した。
雨の中で滑って転んだ。
いくらでもある。
それで、どーいう状況でそーなったの？
キーワードが次々と引き出されれば、
経験のある人の言葉にはかなわない。
占いはある程度人生相談的な要素がある。
ロクさんはいきなり明日のレース結果教えてくれ、
って聞きまくるから嫌がられるそうだ。
そう、レース結果といえば競馬。
Aコースが２万。
Bコースが５万。
Sコースが10万。
って予想があるだろ。
ロクさんは若い頃相当振り込んだらしい。
電話すると、もうすでにSコースは締め切りました。
仕方ないからAかBコースに入るだろ。
次の広告にSコースの会員様おめでとうございます！
いつもSコースに入れないから、
その会社にいったら、結局
Sコースなんて最初から存在しなかったそーだ。
笑える。